MP-48 ライオコンボイ(ビーストウォーズ) レビュー

トランスフォーマーの最高峰ブランドマスターピースシリーズに、ホワイトライオンからロボットに完全変形するビーストウォーズⅡの総司令官ライオコンボイが登場しました。

TVアニメ「ビーストウォーズⅡ」で活躍したライオコンボイをアニメ設定に忠実に再現しており、アニメの活躍ポーズを思いのままとらせることができます。

YouTubeに動画版をアップしています

玩具の紹介

2020年2月29日発売

パッケージ

パッケージにはライオコンボイのロボットモードとビーストモードが載っています。
パッケージ裏には玩具としてのライオコンボイの紹介文や、多彩なギミックを写真が掲載されています。

説明書

片面左半分にライオコンボイのプロフィールやギミックの紹介がされています。
片面右半分には残りのギミックと、武装の展開手順が解説されています。
裏面は変形手順が解説されています。
モノクロで分かりづらいため、初めて変形させる場合はYouTubeにアップされている公式の変形動画を参考にするとだいぶ分かりやすいと思います。

全身

ビーストモード

ビーストモードはホワイトライオンです。
劇中の雰囲気をうまく再現しており、シルエットもきれいにまとまっています。

ロボットモード

マッシブかつヒロイックで見事なプロポーションです。
全体的にクリック関節が多めとなっています。
背部もきれいにまとまっています。
肘、膝は二重関節になっています。

武器装備

付属パーツを取り付けることで、ライオビームとライオミサイルの展開状態を再現できます。
顎も開閉可能です。
少しはみ出てしまいますが、付属パーツは取り付けた状態でも収納可能です。
サイバトロンバスターを手に持たせた状態。
ライオビームはロボットモードでも展開可能です。
ライオミサイルも同様に展開できます。
鬣を展開させることでライオンタイフーンを再現できます。
回転させることはできますが、パーツの渋みが強いのでぐるぐる回すことはできません。
肘にあるライオンの前足を前方向に動かし、ライオンクローを展開できます。
ライオンクローは鉤爪部分を回転させることで最終回仕様も再現できます。
ホルダーパーツにライオビーム、ライオミサイルのパーツを取り付けることが可能です。
ホルダー上部を持たせることもできます。

付属品

付属品はこのようになっています。

サイバトロンバスター、ライオビーム×2、
ライオミサイル×4、ホルダーパーツ
ライオコンボイのカードも付属していました。
当時の玩具パッケージに描かれていたライオコンボイのCGを再現したイラストで描き下ろされています。
裏面はこのようになっています。

各部アップ

右肩のライオンの頭を裏返してメカっぽい頭にしているので、ビーストモードの頭が隙間からチラッと見えてしまいます。
ロボットモードの顔もかなりイケメンになっています。

ギミック紹介

胸部のカバーを開くと「エネルゴンマトリクス」が現れます。

アクション

あまり派手なポーズはできませんが、ビーストモードでもある程度は動かせます。
ロボットモードの可動範囲は素晴らしいです。
親指と人差し指が独立して動くのも嬉しいですね。
接地性には少し不安がありますが、様々なポーズをとらせることができます。
膝立ちポーズもこんなにかっこよくきまります。

まとめ

気になった点は
・全身の塗装箇所が多く、変形時などに塗装剥げが起こりやすい
・白い部分への色移りにも注意が必要
・変形では非常にタイトな部分もあり、全体的に難易度が高い
・パーツのかみ合わせが悪いのか、合わせ目が目立つ(特にビーストモードの前足はパーツ同士の隙間が空いてしまっている)

高額商品というのもあり、初変形はかなり慎重になりました。
ビーストコンボイ以上の変形難易度ですので、かなり歯ごたえがあります。

マスターピースシリーズの名に相応しいクオリティでした。
劇中プロポーションと可動を両立させているのは見事です。

以上、MP-48 ライオコンボイ(ビーストウォーズ)のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。