RG 1/144 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス レビュー

今回紹介するキットは『機動戦士ガンダム0083』に登場する「RG 1/144 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス」です。

RGならではの精密なディテールでモビルスーツのリアルを表現し、ガンダム試作1号機の特徴であるコア・ブロック・システム、コア・ファイターIIの変形を完全再現しています。
「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム」の可動域を向上させたアドヴァンスドMSジョイント5を採用しており、RGならではのディテールを追加したビーム・ライフルやシールドなどの武装が付属しています。

キットの紹介

2013年7月27日発売

パッケージ

説明書

RGシリーズ第12弾目となっています。
説明書はキットを組み立てながら解説が読める構成になっています。

完成

本体

なかなかマッシブなスタイルです。
今回はスミ入れと部分塗装で仕上げました。
リアリスティックデカールは未使用です。

武器装備

ビーム・ライフルとシールドを装備した状態。

付属品

付属品です。

エフェクトパーツは通常のビーム・サーベルの刃のほかに、小型ビーム・サーベル「ジュッテ」用が付属します。
ビーム・ライフルのエネルギーパックは予備を含め4つ付属します。
交換用手首は可動タイプのほか、ビーム・ライフル専用とシールド専用の持ち手が付属します。
四角いのはバンダイプラモデルアクションベース2対応のジョイントパーツです。
1/144 コウ・ウラキのフィギュアが付属していましたが、紛失したため今回は写っていません。

各部アップ

接地性もおおむね問題なし。
足裏も細かくディテールが施されています。

ギミック紹介

小型ビーム・サーベル「ジュッテ」を使用した状態。
シールドは伸縮可能です。
コクピットハッチは展開可能です。
ガンダムのAパーツを分離させた状態。
さらにBパーツからコア・ファイターIIを分離させた状態。
コア・ブロックからコア・ファイターIIへ差し替えなしで変形可能です。
合体時の胸部ダクトに当たる部分は、黄色いパーツを裏返すことで形状を変更します。
ランディングギアを取り付けた状態。

アクション

まとめ

プロポーション自体はかなり好みなのですが、気になった点がいくつかありました。

・腰の可動軸

背骨部分に左右に振れる回転軸があるのですが、自重で傾きます。シールドを持たせると顕著に現れます。

・肩関節

肩の可動範囲は素晴らしいですが、上のセンサーまで一緒にグリグリ動いてしまうのは個人的にちょっと違うんじゃないかと思いました。

・肩アーマ

薄い。もうちょっと厚みがあってもいいと思いました。

・シールドの接続軸

短すぎるためか腕から外れやすいです。

RG特有の関節の強度不足がネックになっていますが、RG ガンダムであったようなパーツのポロリはなく、動かしやすいデザインに仕上げられています。

また、綿密なディテールによって1/144スケールのキットとは思えないリアルさを感じることができました。

以上、ガンプラ「RG 1/144 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。