MG 1/100 ガンダムバルバトス レビュー

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』主役機であるガンダムバルバトス第4形態がMGとして登場しました。

内部機構のガンダム・フレームやエイハブ・リアクターを徹底的に再現されています。

内部フレームとシリンダー、装甲が連動し、これにより躍動感のあるポージングが演出可能です。

パーツ単位で施した成形色による色再現で、よりダイナミックに動かすための拡大ギミック、豊富なオプションパーツなど、その情報量はマスターグレードとしてふさわしいものとなっています。

キットの紹介

2019年12月21日発売

パッケージ

説明書

カラーページには機体や武装の解説が掲載されています。
私は手順通りに組み立てましたが、装甲の取付を後回しにすればバルバトスのフレーム状態を再現することが可能です。

完成

本体

メリハリのついたスタイルです。

握り手も付属していますが、親指の形状的に開き手の方が自然に見えます。

今回はスミ入れと部分塗装で仕上げました。

後ろからは、バックパックと肩アーマーにボリュームが集中するため上半身がゴツめに見えます。

フレームの一部をガンダムマーカー シャインシルバーで塗装しています。

武器装備

メイスを持たせた状態。

グリップに出っ張りがあり、指からずれないように持たせることが可能です。

メイスはバルバトスの全長よりも長いです。

300mm滑腔砲とメイスを背部にマウントした状態。

メイスにはマウント用のジョイントパーツを使用します。

付属品

付属品です。

メイス、太刀、300mm滑腔砲、アクションベース用ジョイントパーツ、マウント用ジョイントパーツ×2、1/100スケール 三日月・オーガス、交換用左右指×2

バルバトスのパイロット、三日月・オーガスの1/100スケールフィギュアが付属します。

各部アップ

上半身。

肩や腹部の赤い模様にはクリアパーツが使用されています。

パイプ部分は私が塗装しましたが、各部のシリンダーにはシルバーメッキパーツが使用されています。

接地性も良好です。

ギミック紹介

コクピットハッチを開けると、中に三日月の姿が見えます。

背部のスラスターは可動します。

左右のツメを引き出し

武器を上から差し込んで取り付けます。

メイスと太刀を背部にマウントする際はジョイントパーツを使用します。

マウント状態の滑腔砲はバックパックアームを介して前方へ動かすことが可能です。

手に持たせる際は滑腔砲を収納形態から可変させます。

アクション

開き手はある程度表情がついているため汎用性があります。

膝立ちも可能です。

太刀をマウントした状態。

太刀は2パーツ構成で非常にシンプルです。

柄部分にくぼみがあり両手でしっかり持たせることが可能です。

メイスを持たせた状態。

先端のパイルバンカーが動くギミックがありますが、動かしていると勝手に伸縮するため使い勝手は微妙です。

メイスの一部を取り外して、ダガーのように持たせることが可能です。

300mm滑腔砲を持たせた状態。

銃身が長く、迫力のある装備です。

まとめ

可動範囲と色分けはかなり優秀です。

肩アーマーが咥え込むタイプの軸可動なので、耐久面や摩耗による緩みが不安でした。

肩アーマーは可動方向も限定的なので、ここはボールジョイントとかの方が良かったような気がします。

迫力満点なバルバトスの武器はグリップにしっかり手で固定できるよう溝が入っているのですが、武器の重さで指ごと外れやすいです(特にメイス)

ガンダムフレームを組み立てていくような感覚でバルバトスが仕上がっていくため、作る過程も楽しむことができました。

以上、ガンプラ「MG 1/100 ガンダムバルバトス」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。