「超進化魂」とは、2000年代前半に世界中で大ヒットした変形フィギュアの金字塔、「デジモン超進化シリーズ(Digivolving Series)」の「進化」を「変形」で再現するというコンセプトを極限まで追求したものです。
進化前の「可愛さ」と、進化後の「カッコよさ」「プロポーションの良さ」を最新の技術とシャープな造形で表現されています。
第1弾となる「ウォーグレイモン」は、基本的な変形方法は「超進化シリーズ」を踏襲されています。
一部にダイキャストやメッキも使用し、素材感にもこだわりが見られます。
関節構造の変更やバランスの調整によってプロポーションが大きく進化し、懐かしくも新鮮な驚きに満ちた変形フィギュアとなっています。
玩具の紹介
2017年11月18日発売
超進化魂 デジモンアドベンチャー 01 ウォーグレイモン 約155mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィ…
パッケージ
パッケージイラストは描きおろしです。
裏面にはダイキャストやメッキ加工の部位も記載されています。
説明書
変形手順はウォーグレイモン→アグモンのみ。
両面を使って解説しているため、分かりやすい内容となっています。
文字で補足が書かれている点もありがたいです。
アグモン
本体
成長期の姿 アグモン
黄色のボディでアヒルのようなかわいらしい体系です。
首は動かせません。
各部アップ
瞳は塗装で再現されています。
ウォーグレイモン
本体
究極体の姿 ウォーグレイモン
正面姿はすっきりしていますが、後ろ姿はアグモンの頭とガワが目立ちます。
各部アップ
過去の超進化シリーズとの見た目の違いは、各部のシャープな造形や、ウォーグレイモンのオレンジ色の肉体の再現、メッキやメタリック塗装による質感の向上などがあります。
アグモンの頭の処理の方法まで超進化シリーズを再現しなくていいのに……
ドラモンキラーは手首と一体になっており、回転させることも可能です。
足回りの接地性はそこそこです。
アグモンの足の黄色い成形色が半分見えており、奇妙な感じになっています。
アクション
各部が可動し、腰も少し外すことで強引に回転させることができます。
ガイアフォース!
まとめ
アグモンの状態では腕と足が動かせますが、あまり派手なポーズは難しいです。
進化後のウォーグレイモンの可動に関しては、やや窮屈なフィギュアーツといった感じです。
過去の超進化シリーズは名作でしたが、それをリスペクトしているため目新しさはあまり感じませんでした。
20年近く経った今でもアグモンの頭を隠すことは不可能ということなのでしょうか。
価格帯の異なるトランスフォーマーのマスターピースシリーズと比較するのもどうかと思いますが、見栄えにももう少しこだわってほしかったです。
塗装はきれいで、各部に使用されたダイキャストやドラモンキラーのメッキなど質感表現にも力が入っていました。
個人的にウォーグレイモンの顔の造形はフィギュアーツ版よりも好みです。
以上、「超進化魂 デジモンアドベンチャー 01 ウォーグレイモン」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
超進化魂 デジモンアドベンチャー 01 ウォーグレイモン 約155mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィ…