ドラグマはテーマ単体だけでなく召喚獣や恐竜など様々な組み合わせが可能です。
今回はクリッターを採用した構築を紹介します。
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」や「エルシャドール・ミドラーシュ」を並べながら戦います。
投稿日:2020年5月13日
特徴
このデッキには「クリッター」から展開していくパターンと、ドラグマとして動くパターンの2通りの戦術があります。
「教導の騎士フルルドリス」は相手ターンにも特殊召喚が行えることから、こちらは「エルシャドール・ミドラーシュ」の影響をあまり受けません。
誘発カードや「墓穴の指名者」「無限泡影」、カウンター罠などを詰め込んでいるため、妨害手段は豊富です。
デッキ内容
ドラグマモンスターは「教導の聖女エクレシア」「教導の騎士フルルドリス」「教導の大神祇官」のみを採用。さらにドラグマのサポートカードとして「天底の使徒」「ドラグマ・パニッシュメント」を採用しています。
デッキレシピ
画像出典:遊戯王OCGカードデータベース
メインデッキの空いた枠には妨害カードが入っています。
採用カードの説明
メインデッキ
「増殖するG」「灰流うらら」
誘発カード。多くのデッキに有効なこの2枚を採用しています。
「クリッター」
初動カード。このカード1枚で「エルシャドール・ミドラーシュ」と「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」と「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」を並べます。
「神樹のパラディオン」
単体では使えませんが、他に攻撃力1000以下のモンスターがいれば「クリッター」がいない場合でも初動になります。
「シャドール・ファルコン」
単体での役割はありません。「水晶機巧-ハリファイバー」で呼ばれるカードです。
「教導の聖女エクレシア」
ドラグマとして動く場合の初動です。サーチ先は「教導の騎士フルルドリス」「教導の大神祇官」「ドラグマ・パニッシュメント」のどれかですが、何を加えるかは手札と相談です。EXデッキから出したモンスターには戦闘破壊されないので、状況によっては壁としても使えます。「教導の騎士フルルドリス」がいれば実質2000アタッカーです。
「教導の騎士フルルドリス」
EXデッキから出したモンスターがいれば手札から簡単に特殊召喚できる3000アタッカーです。他にドラグマモンスターがいれば好きなモンスター1体の効果を無効化することもできます。ターンをまたいで生き残ればどんどんパワーが上がっていくので、相手にとってかなり厄介な存在になります。
「教導の大神祇官」
守備力も高いですが、「教導の騎士フルルドリス」がいれば実質2000アタッカーになります。このカードのみでは初動にできませんが、「天底の使徒」を持っている場合はEXデッキのカードを墓地に送れるので自身の効果で出すことができます。教導の大神祇官はお互い2枚ずつEXデッキからカードを墓地へ送れるので様々な事が可能です(天底の使徒も使った場合は3枚墓地に送れるので、下の行動をすべて行うことができる)
・「旧神ヌトス」を墓地に送り、場のカードを除去する
・「エルシャドール・アプカローネ」を墓地に送り「影依の偽典」を加える
・「灰燼竜バスタード」を墓地に送り、エンドフェイズの効果でエクレシアやフルルドリスを用意する(このカードを除外してしまうとエンドフェイズの効果が使えなくなるので、教導の大神祇官を出すときは別のカードを除外すること)
「真紅眼の黒竜」「ブラック・マジシャン」
なるべく引きたくないカード。「真紅眼融合」は手札も融合素材に使えるので引いてはいけないというわけではありません。
「ハーピィの羽根帚」
相手のバックを一掃するカード。本当は3枚くらい入れたい。
「真紅眼融合」
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」を出すためのカードですが、展開が止まるのであまり素引きしたくないカードでもあります。引いてしまったら使います。
「天底の使徒」
パワーカード。EXデッキのカードを1枚墓地に送れるうえ、ドラグマの初動になります。
「墓穴の指名者」
相手の妨害を避けるためのカード。このデッキは「灰流うらら」や「エフェクト・ヴェーラー」など苦手な手札誘発も多いので採用しました。
「ドラグマ・パニッシュメント」
モンスター除去の罠カードです。「旧神ヌトス」を落とせば対象モンスター+好きな1枚を破壊できます。「灰燼竜バスタード」を落とすと、後続のドラグマモンスターを用意できます。次の自分ターン終了時までEXデッキのモンスターを特殊召喚できなくなるので基本的に「影依の偽典」で「エルシャドール・ミドラーシュ」を出した後で使います。
「影依の偽典」
「エルシャドール・アプカローネ」を墓地に落としておけば、あとは闇属性のモンスターをフィールドか墓地に用意するだけで「エルシャドール・ミドラーシュ」が出せます。光属性モンスターがいれば「エルシャドール・ネフィリム」も出せますが、どちらもこのカードの制約によって直接攻撃が不可になることに注意。素引きしてしまったらサーチする手間が省けたと思って伏せましょう。
「無限泡影」「神の警告」「神の宣告」
相手を妨害する罠カードです。自由枠でもあります。
エクストラデッキ
「クリッター」を使った「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」と「エルシャドール・ミドラーシュ」の展開ギミックを入れているためすべてのカードに役割があります。
「武力の軍奏」
展開カード。「シャドール・ファルコン」と「リンクロス」のトークンでシンクロ召喚します。
「転生炎獣アルミラージ」
展開カード。攻撃力1000以下のモンスターをこれに変換します。ここから「神樹のパラディオン」やドラグマモンスターで展開をしていきます。
「水晶機巧-ハリファイバー」
展開カード。「転生炎獣アルミラージ」と「神樹のパラディオン」でリンク召喚します。効果で出すモンスターは「シャドール・ファルコン」で、自身は「リンクロス」のリンク召喚へ続けていきます。
「リンクロス」
展開カードでトークン生成機。「水晶機巧-ハリファイバー」をリンク素材にしているので、リンクトークンは2体出現します。
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
「真紅眼融合」の素引き以外でドラグーンを出すためのキーカード。
「プロキシー・F・マジシャン」
1ターンでドラグーンとミドラーシュを並べるにはこのカードが必要です。融合魔法の役割をします。
「旧神ヌトス」
墓地に送られるカード候補。フィールドのカードを除去できます。名称ターン制限がないので2枚送れば好きな2枚を破壊可能です。
「灰燼竜バスタード」
墓地に送られるカード候補。効果でエンドフェイズにドラグマモンスターを手札に加えるか特殊召喚できます。エクレシア→パニッシュメント→バスタード→エクレシア……という感じで枯れるまでループさせることが可能です。
「エルシャドール・ミドラーシュ」
お互いに特殊召喚できる回数を1ターン1体までに制限する融合モンスター。パンクラトプスに負けるので注意。
「エルシャドール・ネフィリム」
「クリッター」初動において「プロキシー・F・マジシャン」の効果で出す融合モンスター。その場合の融合素材は「シャドール・ファルコン」と「リンクロス」のトークンを使います。最終的にアナコンダの素材となり墓地へ送られるので、アプカローネが捨てた「影依の偽典」を回収できる。
「エルシャドール・アプカローネ」
墓地に送られるカード候補。「影依の偽典」を引き寄せることが主な役割ですが、一応出せないこともないです。
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」
なるべくミドラーシュと一緒に並べたいが、「真紅眼融合」を素引きしてしまった場合は単体で出します。制圧力は高いので「神の宣告」や「無限泡影」などの妨害カードで守ってあげたいです。除去系の魔法・罠カードの妨害はこのカードと「神の宣告」にかかっています。
展開例
手札誘発や罠カードで相手の行動を妨害、「ドラグマ・パニッシュメント」や「旧神ヌトス」で相手のカードを排除し、ミドラーシュやドラグーン、ドラグマモンスターでライフを取っていきます。
基本的にこのデッキは先攻を取ります。
私だったらこのように展開するという例として、デッキから5枚ずつ引いたカードで考えてみます。
変なプレミしてたら報告いただけると助かります。
手札A
「クリッター」が引けているので動けます。
最終盤面はこのようになります。
・手札
「灰流うらら」
「教導の騎士フルルドリス」
・フィールド
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」
「影依の偽典」
「神の警告」
「神の警告」
相手のターンに「影依の偽典」を発動し「エルシャドール・ミドラーシュ」を融合召喚します。
フィールドに「神の警告」、手札に「灰流うらら」があるのでかなり手堅い構えとなります。
・展開手順
「クリッター」を召喚。
「クリッター」を素材に「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚。
「クリッター」効果で「神樹のパラディオン」を手札に加える。
「神樹のパラディオン」をリンク先に特殊召喚。
「転生炎獣アルミラージ」と「神樹のパラディオン」で「水晶機巧-ハリファイバー」をリンク召喚。
「水晶機巧-ハリファイバー」効果で「シャドール・ファルコン」を特殊召喚。
「水晶機巧-ハリファイバー」を素材に「リンクロス」をリンク召喚。
「リンクトークン」2体特殊召喚。
「リンクトークン」と「シャドール・ファルコン」を素材に「武力の軍奏」をシンクロ召喚。
「武力の軍奏」の効果で「シャドール・ファルコン」を墓地から特殊召喚。
「リンクロス」と「武力の軍奏」を素材に「プロキシー・F・マジシャン」をリンク召喚。
「プロキシー・F・マジシャン」効果で「シャドール・ファルコン」と「リンクトークン」を素材に「エルシャドール・ネフィリム」を融合召喚。
「エルシャドール・ネフィリム」効果で「影依の偽典」を墓地に送る。
「プロキシー・F・マジシャン」と「エルシャドール・ネフィリム」を素材に「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」をリンク召喚。
「エルシャドール・ネフィリム」効果で墓地の「影依の偽典」を手札に加える。
「真紅眼融合」を墓地に送り「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の効果処理を行う。
「真紅眼の黒竜」と「ブラック・マジシャン」を素材に「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」を融合召喚。
「影依の偽典」「神の警告」「神の警告」をセットしターン終了。
手札B
「シャドール・ファルコン」を引いてしまいましたが、「神樹のパラディオン」と攻撃力1000以下のモンスターがいて、「教導の大神祇官」によって「エルシャドール・アプカローネ」を墓地に送れるので動けます。
最終盤面はこのようになります。
・手札
「教導の騎士フルルドリス」
・フィールド
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」
「教導の大神祇官」
「影依の偽典」
「ドラグマ・パニッシュメント」
相手のターンに「影依の偽典」を発動し「エルシャドール・ミドラーシュ」を融合召喚します。
厄介なモンスターは「ドラグマ・パニッシュメント」で潰します。
手札の「教導の騎士フルルドリス」を使えばモンスター1体の効果を無効にすることも可能ですが、手札がなくなってしまうため「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」の妨害効果のコストとして残しておきます。
・展開手順
「シャドール・ファルコン」を召喚。
「シャドール・ファルコン」を素材に「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚。
「神樹のパラディオン」をリンク先に特殊召喚。
「転生炎獣アルミラージ」と「神樹のパラディオン」で「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」をリンク召喚。
墓地の「転生炎獣アルミラージ」を除外し「教導の大神祇官」を守備表示で特殊召喚。
「真紅眼融合」を墓地に送り「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の効果処理を行う。
「真紅眼の黒竜」と「ブラック・マジシャン」を素材に「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」を融合召喚。
「教導の大神祇官」効果でお互いのEXデッキからモンスターを2体墓地へ送る。こちらは「灰燼竜バスタード」と「エルシャドール・アプカローネ」を選択。
「エルシャドール・アプカローネ」効果で「影依の偽典」を手札に加え、「ハーピィの羽根帚」または「ドラグマ・パニッシュメント」を墓地に捨てます(今回は「ハーピィの羽根帚」を捨てます)
「影依の偽典」「ドラグマ・パニッシュメント」をセット。
エンドフェイズに「灰燼竜バスタード」効果で「教導の騎士フルルドリス」を手札に加えターン終了。
手札C
止められないことを祈りつつドラグーンでごまかします。
最終盤面はこのようになります。
・手札
「教導の騎士フルルドリス」
「灰流うらら」
「影依の偽典」
・フィールド
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」
「神の警告」
「灰流うらら」「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」「神の警告」によって3回の妨害が可能です。「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」効果のコストはあとから回収可能な「影依の偽典」を使います。
・展開手順
「真紅眼融合」を発動し「真紅眼の黒竜」と「ブラック・マジシャン」を素材に「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」を融合召喚。
「神の警告」をセットしターン終了。
手札D
ドラグマで展開します。「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」は出ませんが、次のターンもドラグマで展開できる手札の余裕があります。
最終盤面はこのようになります。
・手札
「ブラック・マジシャン」
「教導の騎士フルルドリス」
「ドラグマ・パニッシュメント」
「教導の聖女エクレシア」
・フィールド
「教導の聖女エクレシア」
「教導の大神祇官」
「影依の偽典」
「ドラグマ・パニッシュメント」
相手のターンに「影依の偽典」を発動し「エルシャドール・ミドラーシュ」を融合召喚します。
厄介なモンスターは「ドラグマ・パニッシュメント」で潰します。
「エルシャドール・ミドラーシュ」がいる状態で手札の「教導の騎士フルルドリス」を特殊召喚でき、さらにモンスター1体の効果を無効にすることが可能です。
・展開手順
「天底の使徒」を発動し「エルシャドール・アプカローネ」を墓地に送リ「教導の騎士フルルドリス」を手札に加える。
「エルシャドール・アプカローネ」効果で「影依の偽典」を手札に加えて捨てる。
「教導の聖女エクレシア」を召喚し効果で「ドラグマ・パニッシュメント」を手札に加える。
墓地の「エルシャドール・アプカローネ」を除外し「教導の大神祇官」を守備表示で特殊召喚。
「教導の大神祇官」効果でお互いのEXデッキからモンスターを2体墓地へ送る。こちらは「灰燼竜バスタード」と「エルシャドール・ネフィリム」を選択。
「エルシャドール・ネフィリム」の効果で墓地の「影依の偽典」を手札に加える。
「影依の偽典」「ドラグマ・パニッシュメント」をセット。
エンドフェイズに「灰燼竜バスタード」効果で「教導の聖女エクレシア」を手札に加えターン終了。
手札E
ポーカーなら2ペアです(無理)
「神の宣告」と「墓穴の指名者」で耐えつつ、「増殖するG」か次のターンのドローで初動が引けることを祈ります。
手札F
「クリッター」が引けているので動けます。「天底の使徒」があるので次のターンにドラグマも展開できますね。
最終盤面はこのようになります。
・手札
「天底の使徒」
「増殖するG」
・フィールド
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」
「影依の偽典」
「ドラグマ・パニッシュメント」
「無限泡影」
相手のターンに「影依の偽典」を発動し「エルシャドール・ミドラーシュ」を融合召喚します。
厄介なモンスターは「ドラグマ・パニッシュメント」で潰します。
「無限泡影」で相手モンスター1体の効果を無効にすることが可能です。
「天底の使徒」は残しておきたいので、「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」効果のコストは「増殖するG」で引いたカードを使いたいですね。
・展開手順
「クリッター」を召喚。
「クリッター」を素材に「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚。
「クリッター」効果で「神樹のパラディオン」を手札に加える。
「神樹のパラディオン」をリンク先に特殊召喚。
「転生炎獣アルミラージ」と「神樹のパラディオン」で「水晶機巧-ハリファイバー」をリンク召喚。
「水晶機巧-ハリファイバー」効果で「シャドール・ファルコン」を特殊召喚。
「水晶機巧-ハリファイバー」を素材に「リンクロス」をリンク召喚。
「リンクトークン」2体特殊召喚。
「リンクトークン」と「シャドール・ファルコン」を素材に「武力の軍奏」をシンクロ召喚。
「武力の軍奏」の効果で「シャドール・ファルコン」を墓地から特殊召喚。
「リンクロス」と「武力の軍奏」を素材に「プロキシー・F・マジシャン」をリンク召喚。
「プロキシー・F・マジシャン」効果で「シャドール・ファルコン」と「リンクトークン」を素材に「エルシャドール・ネフィリム」を融合召喚。
「エルシャドール・ネフィリム」効果で「影依の偽典」を墓地に送る。
「プロキシー・F・マジシャン」と「エルシャドール・ネフィリム」を素材に「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」をリンク召喚。
「エルシャドール・ネフィリム」効果で墓地の「影依の偽典」を手札に加える。
「真紅眼融合」を墓地に送り「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の効果処理を行う。
「真紅眼の黒竜」と「ブラック・マジシャン」を素材に「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」を融合召喚。
「影依の偽典」「ドラグマ・パニッシュメント」「無限泡影」をセットしターン終了。
手札G
クリッター引けているので動けます。次のターンにドラグマも展開できます。
最終盤面はこのようになります。
・手札
「天底の使徒」
「教導の聖女エクレシア」
「教導の聖女エクレシア」
・フィールド
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」
「影依の偽典」
「神の宣告」
相手のターンに「影依の偽典」を発動し「エルシャドール・ミドラーシュ」を融合召喚します。
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」と「神の宣告」で相手の行動を妨害できます。
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」効果のコストはダブっている「教導の聖女エクレシア」を使います。
・展開手順
「クリッター」を召喚。
「クリッター」を素材に「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚。
「クリッター」効果で「神樹のパラディオン」を手札に加える。
「神樹のパラディオン」をリンク先に特殊召喚。
「転生炎獣アルミラージ」と「神樹のパラディオン」で「水晶機巧-ハリファイバー」をリンク召喚。
「水晶機巧-ハリファイバー」効果で「シャドール・ファルコン」を特殊召喚。
「水晶機巧-ハリファイバー」を素材に「リンクロス」をリンク召喚。
「リンクトークン」2体特殊召喚。
「リンクトークン」と「シャドール・ファルコン」を素材に「武力の軍奏」をシンクロ召喚。
「武力の軍奏」の効果で「シャドール・ファルコン」を墓地から特殊召喚。
「リンクロス」と「武力の軍奏」を素材に「プロキシー・F・マジシャン」をリンク召喚。
「プロキシー・F・マジシャン」効果で「シャドール・ファルコン」と「リンクトークン」を素材に「エルシャドール・ネフィリム」を融合召喚。
「エルシャドール・ネフィリム」効果で「影依の偽典」を墓地に送る。
「プロキシー・F・マジシャン」と「エルシャドール・ネフィリム」を素材に「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」をリンク召喚。
「エルシャドール・ネフィリム」効果で墓地の「影依の偽典」を手札に加える。
「真紅眼融合」を墓地に送り「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の効果処理を行う。
「真紅眼の黒竜」と「ブラック・マジシャン」を素材に「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」を融合召喚。
「影依の偽典」「神の宣告」をセットしターン終了。
手札H
次のターンに期待します。
「灰流うらら」や「無限泡影」、「墓穴の指名者」で耐えつつ、「増殖するG」か次のターンのドローで初動が引けることを祈ります。
以上、8回中6回は展開可能な手札でした。
理想の動きができたのは手札A、手札F、手札Gで、手札Bも運良く展開できる手札でした。
手札Cは素引きの「真紅眼融合」でごまかす感じで、手札Dはドラグマでの展開を狙うパターンです。
手札E、手札Hは粘れないことはないが手札事故でした。
このデッキの主な手札事故は妨害札を引きすぎた場合に発生します。
このデッキの初動は「クリッター」「教導の聖女エクレシア」「天底の使徒」「ドラグマ・パニッシュメント」で12枚。さらに「神樹のパラディオン」「真紅眼融合」も状況によっては初動になります。
14枚のうちどれかを引ければまだチャンスがあるので、うかつに妨害札を使い切らないようにすることも重要です。
注意したいカード
ほんの一部ですが、気をつけたいカードを載せます。
画像出典/カードテキスト引用:遊戯王OCGカードデータベース
「原始生命態ニビル」
場が壊滅するカード。
「クリッター」初動の場合「水晶機巧-ハリファイバー」を素材に「リンクロス」をリンク召喚した時点で5回目の特殊召喚となります。
超能力で相手がこれを持っていると分かったらドラグマ展開を主軸にしていきます。
また、「リンクスパイダー」を採用することで「原始生命態トークン」を処理し、そこから「教導の聖女エクレシア」や「教導の騎士フルルドリス」を展開することが可能です。その場合は入れ替え候補が3枚目の「旧神ヌトス」になると思います。
「灰流うらら」
初動の「クリッター」が沈黙するカード。手札に「神樹のパラディオン」があれば展開を続行可能なので、その後の「水晶機巧-ハリファイバー」に打たれる方が効きます。
「教導の聖女エクレシア」から動く場合もこのカードを受けるリスクがあります。
対策として「墓穴の指名者」を採用しています。
「ラーの翼神竜-球体形」
これも場が壊滅するカード。
超能力で相手がこれを持っていると分かったらモンスターの展開を2体までに留めておきます。
「三戦の才」
相手ターンに「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」の効果を使ったときに打たれると、コントロールを奪われ場を荒らされることになります。
「スキルドレイン」
「旧神ヌトス」を墓地に送れば破壊可能ですが、初動を止められたときにしんどいカードです。
「マクロコスモス」
除外は辛いのでなんとしても止めたいカードです。
バックの除去は「ハーピィの羽根帚」と「旧神ヌトス」にしかできないのですが、このカードには「旧神ヌトス」も無力です。
妨害カードを「サイクロン」や「ツインツイスター」と入れ替えるのも選択肢となります。
ちなみに「神の警告」で発動を無効にできます。
まとめ
この「クリッター」入りドラグマデッキの特徴はとにかくEXデッキの枠に余裕がありません。
しかし「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」「エルシャドール・ミドラーシュ」+妨害カードが揃ったときの鉄壁力はかなりのものです。体感40%くらいでこのパターンを狙えます。
「魔界発現世行きデスガイド」を入れると「クリッター」からの展開を更に安定させることが可能です。この辺は安定札を増やすか、妨害札を増やすかの選択になってくると思います。
もし「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」が出せなかった場合でも、ドラグマと「エルシャドール・ミドラーシュ」を絡めた動きができたりとそれなりに対応力があります。
でもまずは
じゃんけんに勝ちましょう
読んでいただきありがとうございました。