モールドを彫ろうぜ!wave HGマイクロチゼル(0.15mm)のレビュー

チゼルとは?

BMCのタガネが品薄でなかなか入手できないので代用品として購入。

モールド彫るのに有名な工具としてよく上げられるBMCのタガネですが、果たしてこのチゼルはどうなのだろうか?

ちなみにタガネを英訳したらChiselになった。

つまり…同じということでOK…?

HGマイクロチゼルは素材がハイス(高速度鋼)でBMCのタガネはタングステン鋼なのでこの点は異なります。

ちなみに今回購入したwave HGマイクロチゼルの刃幅は0.15mmです。
他にも種類はありますが、1/144や1/100スケールのガンプラでは0.1mm~0.2mmあたりをよく使うらしいのでその真ん中を選びました。

開封

これが刃です。
これだけでも使えないことはないかもしれないですが、専用のグリップに装着したほうが圧倒的に使いやすそうです。

専用グリップへ取付

全体

装着したらこんな感じです。

刻印

刃幅が刻印されているので目視ですぐ分かるようになっています。

使い方

パッケージの裏面には装着方法や彫る方向、角度などについて書かれています。
とりあえず手前に引いて掘るのが重要そうです。

浅いモールドの修正

修正前

HG オリジン版ガンダムのモールドが浅くてスミ入れがちゃんと入らなかった後頭部を修正してみます。
念のためシールも剥がします。

修正後

ちょっとはみ出たうえ彫りすぎましたが、スミ入れがしっかり入ったので彫りが深くなったことが分かります。
この辺は数をこなしていけばきれいにできるようになるんじゃないかなと思いました。
ただ、こういう囲う形状は掘るのが難しいです。

まとめ

チゼル(タガネ)を使ったのは初めてですが、ニードルよりも使いやすい印象でした。
BMCのタガネは触ったことがないのですが、このマイクロチゼルも代用品として十分使えるツールだと思います。

専用グリップは絶対あった方がいいと思います。