今回はHGUCシリーズの「ガンダム」「ガンキャノン」「ガンタンク」の3体セットとして発売した「ガンダムV作戦セット」から「RX-78-2 ガンダム」を紹介します。
単体販売された通常版から成形色が変更されており、専用のマーキングシールが付属しています。
キットの紹介
2001年9月14日発売
パッケージ
パッケージはガンダム、ガンキャノン、ガンタンクが並んだジオラマ写真になっています。
説明書
V作戦セットの説明書にもジオラマ写真が多数掲載されています。
塗装のカラーガイドもありますが、説明書やパッケージ内でビーム・ライフルのスコープの黄色など、肝心な部分が写っていなかったりするので塗装資料としてはイマイチな印象。
最後のページにはモノクロですが、他の一年戦争時代のHGUCシリーズが紹介されています。
購入意欲をそそられますね。
完成
本体
スミ入れ、部分塗装、メラミンスポンジによるつや消し加工で仕上げました。
マーキングシールは未使用です。
冒頭で軽く触れたとおり、キットの成形色が通常版と異なります。
赤→少し濃くなった
青→明るい水色寄りになった
黄→少しオレンジっぽくなった
白→明るくなった
グレー→緑がかったグレーに
武器装備
ビーム・ライフルとシールドを装備。
付属品
各部アップ
肘は二重関節ではなく、90度くらいまで曲がります。
接地性は直立させている分には問題ありませんが、足を開くと厳しい感じです。
コア・ファイター
同スケールのコア・ファイターが付属しています。
白とグレーの部分は塗装を施しています。
ランディングギアも付いており、単体でしっかりディスプレイできます。
アクション&ギミック
シールドにボールジョイントで接続されている軸パーツを上側に回転させて、バックパックに取り付けることでマウント状態を再現できます。
腰後方のカバーを外すことで、ハイパー・バズーカのマウント用パーツを取り付けることができます。
ハイパー・バズーカをマウントした状態。
挟み込んで固定します。
ちなみにカバーを外した場所にもモールドが造形されています。
発艦ポーズ。
ビーム・ライフルのスコープとグリップは可動し、両手持ちも再現できます。
ビーム・サーベルを装備。
個人的にビーム・サーベルの刃の長さはこれくらいがちょうどいいと思っています。
RGガンダムとかはちょっと長すぎる……
開き手が付属していないので少し不格好ですが、飛びかかるポーズも再現できます。
ビーム・サーベル突き刺しの両手持ちは肩の引き出しギミックを使っても若干厳しい……
ビーム・サーベルの刃は2本付属しているので、両手に持たせることも可能です。
ハイパー・バズーカを装備。
手首はビーム・ライフルの持ち手と共用です。
足裏が少し浮いてしまいますが、ラストシューティング風のポーズも可能です。
最終回「脱出」の再現。
コア・ファイターのスラスターに穴が空いているので、何かエフェクトパーツが使えそうですね。
おまけ
プレイステーション専用ソフト「GUNDAM 0079」に登場した、ガンタンクのBパーツを付けた状態のガンダム。
V作戦の3機はAパーツとBパーツをそれぞれ交換することが可能で、このような遊び方も楽しめます。
まとめ
大胆なポージングは難しいですが、ある程度のシーンは再現可能です。
HGUC初期の商品であるため、頭部の上下可動の狭さや足首の接地性など気になる点もありますが、全体的に安定感のあるデザインにまとまっていると思います。
ビーム・ライフルやハイパー・バズーカに加えて、コア・ファイターまで付属しているのも嬉しいポイントです。
今回紹介したV作戦セット版では成形色が変更されたことによって、よりアニメに近い雰囲気となっています。
以上、ガンプラ「HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム(ガンダムV作戦セット版)」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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