今回紹介するガンプラは、HGUC第45弾としてラインアップされたゲルググの狙撃用途仕様機「MS-14JG ゲルググJ」です。
キットの紹介
2004年4月発売
OVAシリーズ「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場する量産型MSの狙撃用途仕様機である“MS-14JG ゲルググJ(イェーガー)”を、カトキハジメによってリニューアルされたデザインを基に1/144スケールでリアルに3D化したプラスチックモデル組立キット。
商品ページより
■ゲルググ特有のグラマラスなプロポーションはもとより、脚部及びリアスカート内部等に多数装備されたスラスターや機体各部の精密なディテールをあます事なくリアルに再現。
■ビーム・マシンガンを両手で構える事が可能な左手首パーツや、ランドセルに着脱可能なプロペラントタンクに加え、各関節部のフレキシブルな可動により、劇中の戦闘シーンをよりリアルにイメージさせるアクションポーズを再現することが可能。
■主武装であるビームマシンガンと専用握り手をセット。
■マーキングシールと詳細な解説書付き。
パッケージ
説明書
シール
マーキングとモノアイ周りの黒い部分がシールになっています。
完成
全身
「機動戦士ガンダム」のゲルググとデザインが異なりますが、色はシャア専用ゲルググに似ています。
通常の右手首が付属していないため、大型ビーム・マシンガン用の持ち手を使用しています。
手を加えた箇所は、頭部とバックパックのアンテナのフラッグカットです。
背面はあちこちにスラスターがあります。
バックパックの横にはプロペラントタンクが装備されています。
ちなみにプロペラントタンクはバックパックではなく、本体の背中にある穴に取り付けます。
武器装備
大型ビーム・マシンガンを装備した状態。
長身の銃ですが片手でもしっかり保持できます。
二脚は銃身と一体成型になっており可動しません。
付属品
付属品です。
大型ビーム・マシンガン、交換用左手首
各部アップ
モノアイにはクリアピンクのパーツが使用されています。
バックパックには姿勢制御用スラスターと、レーザー通信用アンテナが取り付けられています。
可動範囲
横方向への可動範囲。
肩が干渉するので腕は大きく開けません。
肘と膝の可動は60度くらいです。
フロントアーマーは手を加えずに左右独立可動します。
肘は逆方向へも曲がります。
膝立ちはかなり厳しいです。
ギミック&アクション
大型ビーム・マシンガンを装備。
専用の左手首を使用することで両手で構えることが可能です。
大型ビーム・マシンガン
「ゲルググJ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2020年7月29日 (水) 09:28 UTC
通常のビーム・ライフルより威力が増している。パルス状のビームを連射する事が可能で、貫通力より破壊力を優先している。単発の場合は長距離射撃でもビームの運動エネルギーが減衰しにくいため、目標を高精度で破壊可能。照準器も破格の精度を誇る。
スカートや脚部の裏にもスラスターが装備されています。
腕にはビーム・スポットガンという牽制用の武装が付いています。
ビーム・スポットガン
「ゲルググJ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2020年7月29日 (水) 09:28 UTC
両腕部に装備される。開発途上の装備であり、威嚇または牽制程度の威力しかないが、至近距離では敵に致命傷を与える事も可能。
「ギレンの野望」シリーズなど一部ゲームではゲルググMと同じ110mm速射砲として扱われていることがある。
まとめ
付属品が必要最低限になっていますが、その代わりに価格がかなり抑えられていると感じました。
可動はやや厳しい部分もありますが、大型ビーム・マシンガンを構えることは問題なく可能です。
モノアイの周りもボディと同じ赤い成形色なので、この部分を塗装するとさらにかっこよくなると思います。
バックパックのアンテナは細いので折らないように注意です。
以上、ガンプラ「HGUC No.45 MS-14JG ゲルググJ」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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