今回のレビューは「METAL BUILD ガンダムF91 CHRONICLE WHITE Ver.」です。
2017年に発売された「METAL BUILD ガンダムF91」のカラーリングとマーキングを変更し、さらに同年にWebで販売された「MSVオプションセット」が付属した豪華仕様となっています。
玩具の紹介
1991年より30年-。斬新なデザインが新世代の到来を存分に予感させた『機動戦士ガンダムF91』より、ガンダムF91が特別仕様で新登場。
魂ウェブ 「METAL BUILD ガンダムF91 CHRONICLE WHITE Ver.」商品説明より
2017年版から本体のカラーリング&マーキングを、当時の印象を彷彿とさせるマットパールをベースに再構築。肩部天面パーツと可動フィン構造も一部変更し、流麗なシルエットをより強調する仕様に。パッケージには、メカニックデザイナー大河原邦男氏にMETAL BUILD開発時に描き下して頂いた画稿を使用した特製スリーブを用意。MSV装備となるオプションパーツも付属した正に決定版となる商品です。
2021年3月27日発売
定価 31,900円
パッケージ
※開封品のため、付属品の位置などが未開封品と異なる場合があります。
パッケージの外箱
「CHRONICLE WHITE Ver.」としてパッケージが新たにデザインされており、文字の部分には一部箔押しが使われています。
パッケージの内箱
今回のセットで同梱されることになったMSV装備「パワードウェポン」と「ツインヴェスバー」が紹介されています。
説明書
フルカラーで実物の商品写真を使って解説されています。
表紙込みで12Pあります。
ガンダムF91
本体
まずは基本状態のF91です。
光沢感の強かった通常版とは異なり、つや消しの落ち着いたカラーになっています。
マーキングも変更されています。肩の上面が丸いカーブに変わっていたりと一部造形面でも変更点があるようです。
光沢感の強かった通常版とはこの時点でかなり印象が異なります。
背面。
まるで飛行ユニットのようにも見えるヴェスバー。
本来は丸みを帯びた形状のF91も、METAL BUILDのアレンジによってシャープな印象になっています。
武器装備
ビーム・ライフル
基本兵装のビーム・ライフルを装備した状態。
ビーム・ランチャー
劇中終盤で入手したビーム・ランチャーを装備した状態。
付属品
付属品です。
F91の各パーツはブリスター、F91本体は発砲スチルールの箱に入っていました。
頭部アンテナが2本入っているのは嬉しいですね。
各部アップ
各部のマーキングも見どころのひとつです。
一言で表すなら現代風のアレンジ。
ディテールも細かいです。
腕はビーム・シールド内蔵していることもあり、シールド用の接続穴がないためスッキリした見た目になっています。
接地性も問題なし。
接地面はやや小さめですが、バランスさえ気をつければ問題なく立たせることが可能です。
可動範囲
横方向の可動はそこそこ。
肘と膝はこれでもかというくらいに曲がります。
肩には若干の引き出しギミックがあります。
膝立ちは問題なく可能です。
アクション&ギミック
専用スタンドとの接続方法は背面と股下の2種類から選択できます。
ビーム・ライフル
広い可動範囲で様々なポーズをとらせることが可能です。
このあたりはさすがMETAL BUILDといった具合です。
ビーム・シールド
左腕のビーム・シールドは差し替えで再現。
緑色のグラデーションが入ったエフェクトパーツになっています。
右のサイドアーマーにもビーム・シールドが収納されています。
形状は左腕のものと同様です。
ビーム・サーベル
左のサイドアーマーにビーム・サーベルが2本収納されています。
ビーム・サーベルの刃は根元がシルバーで塗装されています。
ヴェスバー
背面に装備されているヴェスバーは、レールを前方までスライドすることで構えることが可能です。
ヴェスバーには伸縮ギミックがあり、伸ばすことで中にある別のグリップが出てきます。
このような持たせ方も可能。
フェイスオープン
頭部パーツは変形するタイプと非変形のタイプが付属しています。
非変形タイプ(差し替え式)
非変形タイプは、頭部の左右を開いてフェイス部分を交換することで「フェイスオープン」を再現可能です。
変形タイプ
変形するタイプは、頭部の左右を開いて頭頂部のパーツを上にあげることで「フェイスオープン」を再現可能です。
トサカ部分に連動してフェイスが入れ替わるという面白いギミックとなっています。
こちらの場合はトサカが上がったままの状態になります。
頭部の交換時はバックパックを外して首のブロックごと引き抜きます。
放熱フィン
両肩の放熱フィンは展開可能です。
武器のマウント
リアアーマーにビーム・ライフルやビーム・ランチャーをマウント可能です。
ビーム・ランチャー
ビーム・ランチャーはグリップが可動し、後方のカートリッジが取り外せます。
大きな武器ですが、しっかり肩に担がせることが可能です。
換装準備
MSVオプションセットの「パワードウェポン」と「ツインヴェスバー」を再現するにはF91の腕とヴェスバーを取り外します。
パーツを外す際は少し力がいるので破損に注意です。
「ツインヴェスバー」はバックパックも専用のものに交換します。
ガンダムF91 パワードウェポン
本体
ヴェスバーが完成しなかった場合を考慮し、代替武器を装備させたタイプ「パワードウェポン」
ヴェスバーの代わりに4連ビームガトリングガンとミサイルランチャーを組み合わせたウェポンユニットをバックパックに2基装備しています。
肩の放熱フィンはさらに1枚増え、常に展開状態となっています。
武器装備
手に4連ビームガトリングガンを装備した状態。
各部アップ
肩と背面の形状が変わったことで通常のF91とはまた印象が変わりました。
アクション&ギミック
4連ビームガトリングガン
4連ビームガトリングガンは差し替え無しの伸縮ギミックがあります。
ヴェスバーのように背面からスライドさせて構えることも可能です。
4連ビームガトリングガンはミサイルランチャーから分離させることで手持ち武器にもなります。
ガンダムF91 ツインヴェスバー
本体
背部の新型バックパックに新たにヴェスバーを2基追加し、合計4基のヴェスバーを装備した状態の「ツインヴェスバー」
通常のヴェスバーから数が増えただけでなく形状も異なります。
武器装備
ヴェスバーを展開した状態。
その姿はフリーダムガンダムのフルバーストモードを彷彿とさせます。
各部アップ
こちらは背面の装備が変わっただけで、肩は通常時と同じです。
通常のヴェスバーが付いていたジョイントは使用せず、新しいバックパックに付いているものを使って4本のヴェスバーを接続します。
4本のヴェスバーが羽根のように装備されています。
アクション&ギミック
上下のヴェスバーはそれぞれ伸縮可能です。
腰側にあるヴェスバーの側面にはグリップがあり、手に持たせることが可能です。
ヴェスバーとバックパックを繋ぐ支柱は細いですがダイキャスト製でしっかり保持もされています。
ヴェスバーをすべて上部へ配置することも可能。
フル装備状態。
殺意がすごいです。
まとめ
てんこ盛りの付属品で非常に満足度の高いセットです。
光沢のあった通常版のF91が個人的にあまり好みではなかったので、今回の仕様変更は私にとってかなり嬉しいポイントでした。
今回の仕様に合わせたMSVのオプションセットも付属しているのでプレイバリューも十分です。
しかしパーツの渋みから遊びにくさを感じる部分もあり、特に手首交換では付け替えのたびに相当な力が必要でした。
スタイリッシュにアレンジされたF91のデザインは非常にカッコよく、武装の展開やフェイスオープンなどかなり凝ったギミックも大変魅力的です。
以上、「METAL BUILD ガンダムF91 CHRONICLE WHITE Ver.」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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