パーツ・オープナーとは
皆さんはプラモデルを作っているときに、ポリキャップなどを入れ忘れた状態でパーツをはめ合わせてしまったことってありませんか?
私はしょっちゅうあります……
そんなとき、ニッパーやハサミを差し込んでこじ開けようとしたらパーツの表面がボロボロになったり、工具が歪んで使い物にならなくなってしまう可能性もあります。
では、どうしたらいいか。
実はパーツをこじ開ける専用のアイテムがあります。
それがこちら、パーツ・オープナーです。
パーツ・オープナーはいくつかのメーカーから発売されていますが、今回は低価格で使いやすそうだと思ったこの「株式会社ウェーブ パーツ・オープナー HT196」を紹介します。
スナップフィットパーツ対応と書かれていますが、現代の一般的なプラモデルはほとんどがスナップフィットのキットです。
スナップフィットとは部品についている凸部を受け手側の凹部にはめ込んで固定する組立て方法のことで、接着剤不要になってからのガンプラなどがそれに当てはまります。
ちなみに、材料の弾性を利用してくっつけているので、接着剤が必要なキットはスナップフィットとは呼ばれません。
このように先端は細く作られており、僅かな隙間から挿し込むことができるようになっています。
刃物ほど鋭利ではないですが取り扱いには注意です。
使い方
それでは早速、ここにポリキャップを入れ忘れた間抜けがいましたのでこれで試してみましょう。
「MG 1/100 Zガンダム Ver.2.0」の頭部です。
下側が差し込みやすそうだったので、ここを切り口にこじ開けていくことにしてみます。
隙間が空きましたね。これならポリキャップを隙間から入れることができそうです。
はい。ポリキャップを無事入れることができましたが、バルカン砲のパーツも入れ忘れていましたね。
もう一度パーツをこじ開けていきますが、今度は下部分にポリキャップがついてしまっているので、そこを避けて上側から攻めてみます。
パーツの破損に気をつけながら、慎重に接続ピンを穴から抜いていきます。
とまあ、こんな感じでパーツを極力傷めずに外すことに成功しました。
まとめ
いやー、便利ですねこれ。
300円程度のアイテムで、組み間違いのストレスがかなり軽減されるのは助かります。
もちろん、組み間違えないことが一番なんですが……
これを1つ持ってるとマジで安心です。先端カバーが付属しているのも地味に嬉しいですね。
ニッパーでこじ開けようとしたらダメだぞ!
指で開けようとして爪をえぐったら痛いぞ!
これを使うんだ
以上、「wave パーツ・オープナー」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。