ガンプラ「HGUC No.187 XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1」素組みレビュー

今回紹介するガンプラは、HGUC第187弾としてラインアップされた「XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1」です。

キットの紹介

●待望の「クロスボーン・ガンダムX1」がついにHGUC 1/144シリーズで登場!
●コミック「機動戦士クロスボーン・ガンダム」より、主役機となるクロスボーン・ガンダムX1がHGUCとなって登場。オールガンダムプロジェクト準拠のHGUC新フォーマットを採用し、プロポーション、組みやすさ、可動、色再現を実現。ザンバスターをはじめとする多彩な武器も付属。
●機体冷却のためのフェイスオープンをパーツの選択により再現。
●付属のコア・ファイター胴体部に本体背部のメインスラスターを取り付けることで、コア・ファイターを再現可能。
●バスターガンとビーム・ザンバーの組み換えにより、ザンバスターを再現可能!
●バスターガン、ビーム・ザンバーほか、ヒート・ダガー、ブランド・マーカー、ビームシールドも付属。

商品ページより

2014年11月発売
定価 1,980円

パッケージ

説明書

シール

シールは結構多め。

完成

全身

ガンダムF91に続いてクロスボーン・ガンダムX1がHGUCで登場しました。
同様に小型MSということでいつもよりやや小さめのキットです。

後ろ姿。
ディテールもしっかり入っています。

武器装備

ザンバスターを装備した状態。

付属品

付属品です。

ビーム・サーベルの刃×2、ビーム・ザンバーの刃、ブランド・マーカー×2、ビームシールド、ヒート・ダガー(脚部用)×2、ヒート・ダガー(持ち手用)×2、コア・ファイター機首、交換用フェイス、交換用右手首×2、交換用左手首、バスターガン、ビーム・ザンバー

各部アップ

シール無しだと胸中央にエンブレムがないのでちょっと寂しいですね。
この機体は黄色のワンポイントが多いので塗装は大変そうです。

X字の大きなスラスターが特徴的な背面。
これによって後ろに倒れやすいといったことはありません。

接地性も問題なし。

可動範囲

横の可動はいい感じ。

肘と膝もよく曲がります。

スラスター部分もボールジョイントでよく動きます。
先端のバーニア部分は差し込んでいるだけですが角度を変えられます。

膝立ちも可能です。

ギミック&アクション

コア・ファイター

コア・ファイターも差し替えで再現。

本体からスラスター部分を取り外し、コア・ファイターの機首パーツに取り付けます。

機首部分は白一色ですが、ビーム・ガンまでしっかり造形されています。

ザンバスター(ザン・バスター/バスターガン)

ザンバスター

クロスボーン・ガンダムX1のメイン武器。
ザンバスターはビーム・ザンバーとバスターガンという2つの兵装を組み合わせたもので、他のMSの装備でいうとビーム・ライフルに相当します。

グリップ周りが特殊な形状なので専用の手首を使用して持たせます。

ザンバスターを分離させた状態。
左がバスターガンで右がビーム・ザンバーです。
ビーム・ザンバーは分離時にパーツの位置を一部直す必要があります。

分離させた武器はサイドアーマーにそれぞれマウント可能です。

バスターガン

ザンバスターよりも取り回しがよく、ポージングしやすいです。
こちらもバスターガン専用の手首を使用します。

17世紀頃の古式銃のようなフォルムです。

ビーム・ザンバー

ビーム・サーベルよりも太めなビームエフェクトのビーム・ザンバー。
通常手首で持たせます。

こちらも海賊らしいサーベルのような形状になっています。

ビーム・サーベル

ビーム・サーベルも2本付属しています。
MGでは襟元から抜き取って持たせる仕様でしたが、今回は収納出来ません。

ビーム・シールド

腕のパーツを前方に出し、エフェクトパーツを付けることでビーム・シールド使用状態を再現。
エフェクトパーツは1つ分しかありませんが、左右どちらの腕でも取り付けることができます。

ブランド・マーカー

ビーム・シールドと同様にブランド・マーカー使用状態も再現が可能。
2パーツで構成されたエフェクトパーツをX字に差し込んで、四角錐型のビームを形成します。

こちらは両腕分があります。

ヒート・ダガー

スネに収納されており、スラスターの排熱を利用して刃に熱を持たせる実体剣。
収納ギミックは再現されていませんが、手持ち武器として付属しています。

また、足下から突き出した状態も再現可能。
これは嬉しい。

フェイスオープン

少し手間ですが元のフェイスに戻すことも可能ですので安心してどちらの形態でも遊べます。

比較:HGUC 1/144 No.167 ガンダムF91

このキットの約1年前に発売されたガンダムF91との比較。
頭頂高がガンダムF91より0.7mほど高い設定ですが、実際のキットでもクロスボーン・ガンダムX1のほうがやや大きいです。

胴体がいつものガンダムタイプに近いためか、ガンダムF91と比べるとよりガッチリした体型に思えます。

まとめ

MGですらパーツで色分けできていない箇所が多かったクロスボーン・ガンダムX1でしたが、今回のHGUCでのキット化においてはよく頑張ったのではと思えました。
もちろん足りていない部分はたくさんあるのですが、付属品の豊富さやザンバスターの分離、フェイスオープンギミックなど、小さいながらにクロスボーン・ガンダムの特徴をしっかり再現してくれています。

ガンダムF91よりも価格がだいぶ上がってしまっていますが、個人的におすすめしたいキットです。

クロスボーン・ガンダムX1はRGシリーズでも発売しています。
こちらもいいモノですよ。

以上、ガンプラ「HGUC No.187 XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


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