今回紹介するガンプラは、HGUC第93弾としてラインアップされた「FA-93HWS νガンダム(ヘビー・ウエポン・システム装備型)」です。
キットの紹介
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のMSバリエーション「CCA-MSV」より“ニューガンダム(ヘビー・ウエポン・システム装備型)”がHGUCにラインナップ
商品ページより
ニューガンダムに追加装甲(胸部、フロント・リアアーマー、脚部大型スラスター)とハイパー・メガ・ライフル、ロケット砲を備えた大型シールドを装備したヘビー・ウエポン・システム装備を再現。
胸部増加装甲上部のミサイルポッドは上下に可動
フィン・ファンネルは一枚ごとに分離、各関節部が可動
パーツの組み替えで、通常のニューガンダムも再現可能
2009年4月発売
定価 3,080円
パッケージ
説明書
シール
ホイルシールで一部のカラーを再現。
マーキングシールも付属しており、エンブレムを本体に貼ることができます。
完成
全身
νガンダムにヘビー・ウェポン・システムの追加装甲を取り付けた状態。
取付箇所は多くはないものの、ひとつひとつのパーツが大きいので迫力があります。
白い装甲がさらに強調されるようになりました。
背面。
フィン・ファンネルを背負った状態でもしっかりと自立します。
武器装備
専用装備のハイパー・メガ・ライフルとハイ・メガ・シールドを装備した状態。
このハイ・メガ・シールドが重たいので肩関節が負けています。
背面には通常のνガンダムと同様にニュー・ハイパー・バズーカをマウントできます。
付属品
付属品です。
ビーム・ライフル、ハイパー・メガ・ライフル、ニュー・ハイパー・バズーカ、ビーム・サーベルの刃×3、ハイ・メガ・シールド、シールド用ジョイント、交換用右手首×2、交換用左手首
各部アップ
肩部にはミサイルランチャーが装備されています。
Z系MSの脚部構造をベースに開発された装甲兼スラスターユニット。
可動範囲
横の可動は通常のνガンダムとほぼ同等です。
肘と膝の可動はこんな感じ。
フロントアーマーとリアアーマーが巨大化したので脚部に干渉しやすくなっています。
股下のカバーを外すとアクションベース用の穴があります。
ギミック&アクション
ハイパー・メガ・ライフル
ビームを圧縮して間欠的に射出するマシンガンのように使ったり、最大出力で同時期の戦艦の砲塔数基に匹敵する威力を発揮するほか、ビームを絞り込んで超長距離狙撃まで可能な万能射撃兵装。
一般的なビーム・ライフルよりも大型ですが片手で持たせることができます。
ライフルの先には精密射撃用のバイポッドを装備。
バイポッドは組み換えで展開が可能。
ビーム・ライフル
通常のビーム・ライフルも装備可能です。
ハイパー・メガ・ライフルと比較するとちょっと物足りなさがあります。
ニュー・ハイパー・バズーカ
ニュー・ハイパー・バズーカももちろん装備可能。
グリップが可動するのでポージングもやりやすいです。
バズーカはバックパック中央のラッチに差し込んでマウントすることができます。
ビーム・サーベル
バックパックの右側に装備されたビーム・サーベル。
長さの異なるビームエフェクトを上下に取り付けます。
νガンダムの装備しているものと同じです。
更に左腕部の中に予備のビーム・サーベルが内蔵されており、装甲をスライドして取り出すことができます。
柄が短めですがこちらも持たせることが可能。
ハイ・メガ・シールド
ハイ・メガ・シールドは通常のシールドの上に被せるようにして固定します。
下部にある2門の大口径メガ粒子砲が特徴。
シールド自体もかなり大きいので迫力満点です。
ジョイントの付け方によってシールド装備時の腕の向きを変えることができます。
肩部ミサイルランチャー
ZZガンダムに実装されたものと同等の部材を採用して部品調達の効率化を図ったとされる肩部ミサイルランチャー。
若干ですが上方向に角度調節ができます。
フィン・ファンネル
通常のνガンダムでもおなじみのビット兵器フィン・ファンネル。
6基全てが分離変形できるようになっています。
ぱっと見は同じですが3種類×2のフィン・ファンネルで構成されています。
裏面にあるマークの縦線の数で1、2、3のどれなのかを見分けることができます。
ダブル・フィンファンネル装備
こちらは説明書には載っていない遊び方です。
余剰パーツからフィン・ファンネルの取り付け部分をもう一つ組み立てることができます。
つまりこのキットでもダブル・フィンファンネル状態を再現できるということ。
遊び幅があるのはいいですね。
νガンダムへの換装
こちらも説明書には載っていない遊び方ですが、バンダイホビーサイトの商品ページには「パーツの組み替えで、通常のニューガンダムも再現可能」と紹介されています。
ちなみに説明書には不要パーツとして印が入っているので注意。
余剰パーツ
こちらがこのキットの余剰パーツです。
νガンダム再現用のパーツと、フィン・ファンネルを取り付けるパーツが余ります。
これを捨ててしまうのは流石にもったいないと思うので、できれば残しておきましょう。
換装準備
換装はパーツが少ないこともあってかなり簡単です。
換装して遊べる前提で設計されているようにすら感じました。
ちなみにヘビー・ウェポン・システム側のフロントアーマーの裏面はこのように、通常のフロントアーマーを模したディテールが施されています。
これは細かい!
換装完了
νガンダムへの換装が完了しました。
まとめ
3,000円超えのキットということもあってかなりのボリュームでした。
説明書やパッケージに通常のνガンダムへ換装可能だということが全く記載されていないのが不思議でなりません。
私もこのキットを組み立てるまでは知りませんでした。
νガンダム+ヘビー・ウェポン・システムという内容なので、プレイバリューで選ぶならνガンダムよりもこのキットをおすすめします。もちろんνガンダムの付属品は全て揃っています。
このキットの不満点はハイ・メガ・シールドの重さに腕が耐えれないことで、関節の補強はしたほうが良さそうだと思いました。
以上、ガンプラ「HGUC No.93 FA-93HWS νガンダム(ヘビー・ウエポン・システム装備型)」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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