今回紹介するガンプラは、HGUC第99弾としてラインアップされた「NZ-666 クシャトリヤ」です。
キットの紹介
●HGUCに機動戦士ガンダムユニコーンシリーズが登場。
商品ページより
●ネオ・ジオン軍残党組織「袖付き」が擁するサイコミュ搭載型MSを完全立体化。
●1/144スケールHGUCにして全高155mm、バインダーを含めて200mm近い大きさをほこる。
●4基の超大型バインダーはそれぞれ自由に可動、さらにポーズ固定のため基部の一部にロック機構を採用。
●様々なシーンに対応できるギミックを搭載し、バインダー裏には大型バーニア2基、ファンネル6機が収納でき、隠し腕も再現されている。
2010年9月発売
定価 4,950円
パッケージ
説明書
シール
ホイルシールが付属。
モノアイや袖付きのエングレービングを手軽に再現できます。
完成
全身
ネオ・ジオンが開発した20m級サイコミュ搭載機「クシャトリヤ」
複数の機能をもつ4基の大きなバインダーが機体を囲むように配置され、見た目の迫力もかなりのもの。
付属品
付属品です。
ビーム・サーベルの刃×2、ビーム・サーベル×2、アクションベース用ジョイント
各部アップ
胸部に4門、バインダーに各2門ずつ搭載されているメガ粒子砲も別パーツで色分け再現されています。
全身の動力パイプも黄色成型でしっかり再現されているのは嬉しいですね。
本体重量はそれなりにありますが、接地性はしっかりしています。
可動範囲
肩関節は独特な構造になっています。
肘と膝はこのくらいまで曲がります。
膝のパーツが前方に突き出ているので膝立ちさせようとするとこんな感じになります。
バインダーの接続部分はロック機構があり角度を固定できますが、破損対策のためかロックは結構外れやすいです。
バインダーアームはそれぞれ複数の可動箇所によって広範囲の可動ができます。
保持力は今のところ大丈夫ですが、何度も動かしていると次第に弱くなっていきそうな気はします。
股下のかばーを外すとアクションベース用の接続穴があり、ジョイントパーツを使ってディスプレイできます。
ジョイントパーツの形状の都合でアクションベース1が推奨されています。
ギミック&アクション
モノアイの可動
頭部のモノアイは頭部底面のつまみを動かすことで可動します。
サブ・アーム
各バインダーの内側に「隠し腕」として使えるサブ・アームが内蔵されており、展開させることができます。
掴む部分は固定なので何かを持たせたりすることはできません。
ファンネル
バインダーに6基ずつ、計24基搭載されているファンネルはすべて着脱が可能。
ビーム・サーベル
ビーム・サーベルはクリアグリーン成型のエフェクトパーツを付けます。
本来は腕部から取り出される設定ですが、収納ギミックまでは再現されていません。
問題なく持たせられますが、手にフィットしておらず少しグラグラします。
収納形態
バインダーアームの角度を調整することで収納形態を再現できます。
比較:ユニコーンガンダム3号機 フェネクス
同スケールのユニコーンガンダム3号機 フェネクスとの比較。
ユニコーンガンダムも大きめのMSですが、クシャトリアは更にそれを上回るボリュームです。
まとめ
バインダーの重量もそれなりにあるのでポージング時のバランス調整にはかなり気を使いました。
大型MSにもかかわらず可動箇所は多いので、関節の保持力がちょっと心配です。
付属品はビーム・サーベルのみで、本体ギミックも少なめなのでプレイバリューは物足りないかもしれません。
しかしこの圧倒的な存在感は素晴らしいです。
リゼルから奪ったビーム・サーベルを持たせたり、ユニコーンガンダムの四肢をサブアームで掴むシーンを再現したりと、他のMSと絡ませて遊ぶのも楽しそうですね。
以上、ガンプラ「HGUC No.99 NZ-666 クシャトリヤ」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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