今回紹介するガンプラは、HGUC第68弾としてラインアップされた「MS-05B ザクI 黒い三連星仕様」です。
キットの紹介
MSVシリーズなどに登場する“黒い三連星”専用MS MS-05B「ザクI黒い三連星仕様」を1/144スケールでリアルに3D化したプラスチックモデル組立キット。
パッケージより
■“黒い三連星”のパーソナルカラーと機体ナンバーを、オリジナルの成形色とマーキングシールで再現。
■全てのザクの原型となったプロポーションや機体各部のディテールの再現、足首等のフレキシブルな可動に加え、肩関節のせり出し機構及び肘関節の可動機構により、ザク・マシンガンやザク・バズーカ等の武器を両手で構える事が可能。モノアイは可動式。
■主武装であるザク・マシンガンはもとより、腰部にマウント可能なヒート・ホーク及びザク・バズーカ等、多彩な装備をセット。
■ホイルシールと詳細な解説書付き。
2006年8月発売
定価 1,100円
パッケージ
説明書
シール
モノアイとザクマシンガンのスコープ部分はホイルシールで再現。
ガイア機(03)、マッシュ機(02)、オルテガ機(06)のいずれかを再現可能なマーキングシールも付属。
完成
全身
黒い三連星仕様の旧ザクで、ゲーム「機動戦士ガンダム ギレンの野望」が初出。
黒い三連星はMS-05B(本機)のあとにMS-06C、MS-06S、MS-06R-1Aと乗り換えていきます。
ボディカラーは黒と紫と白が使われており、ドムのカラーリングに近い配色となっています。
形状自体は通常のザクⅠと同じです。
武器装備
ザク・マシンガン、シュツルム・ファウストを搭載したスパイク・シールドを装備した状態。
ヒート・ホークとザク・バズーカを機体にマウントし、右肩にはバズーカ・ラックを設置。
付属品
付属品です。
ザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホーク、シュツルム・ファウスト、スパイク・シールド、交換用右手首×2、交換用左手首、バズーカ・ラック、ヒート・ホーク用接続パーツ、シュツルム・ファウスト用接続パーツ、ブレードアンテナ交換パーツ
付属内容は通常のザクⅠと同じです。
各部アップ
動力パイプがない分、かなりすっきりした見た目になっています。
接地性もそこそこ。
可動範囲
左右と前後の可動。腕はほぼ真横まで広げられます。
肘と膝は二重関節になっており、こちらの可動もかなり優秀です。
肩関節は前方へ可動し、左のショルダーアーマーも動かせます。
股下のカバーを外すとアクションベース用の穴があります。
ギミック&アクション
モノアイの可動
頭部底面のつまみを動かすと連動してモノアイが左右に動きます。
ザク・マシンガン
おなじみの初期型ザク・マシンガン。
円盤型マガジンが右側面に装着されているのが特徴です。
ザク・マシンガンは側面のグリップが可動し、両手で構えることが可能です。
ザク・バズーカ
腰背部にザク・バズーカ用のマウントラックがあり、差し替えなしで取り付けることが可能です。
肩のパネルを外して、ザク・バズーカを構える際に肩関節を保護するためのバズーカ・ラックを取り付けることができます。
バズーカ・ラックを使ってザク・バズーカを構えた状態。
ザク・マシンガンと同様に、ザクIIが使用している武器と異なるので280ミリバズーカと呼ばれることもあります。
ヒート・ホーク
ザクII同様にヒート・ホークが持ち手とサイズが合っておらず、やはり不安定な印象はあります。
サイドアーマーには専用パーツを使用してヒート・ホークをマウントすることが可能です。
ヒート・ホークは専用パーツにかなりしっかりと固定されます。
スパイク・シールド
スパイク・シールドはグリップ部分を手に持たせる仕様です。
しかし、形状が握り手と若干合っていないため外側に傾きやすい印象。
また、スパイク・シールドには接続パーツを使用してシュツルム・ファウストを取り付けることが可能です。
シュツルム・ファウスト
シュツルム・ファウストは手に持たせることができます。
指揮官仕様
頭部パーツの差し替えによってブレードアンテナが付いた指揮官仕様に変更できます。
まとめ
基本的な仕様は通常のザクⅠと同じです。
多彩なオプションで遊び幅がある点も同様なので、低価格ながらいいキットだと思いました。
以上、ガンプラ「HGUC No.68 MS-05B ザクI 黒い三連星仕様」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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