ガンプラ「HGUC No.26 MS-14Fs ゲルググマリーネ シーマカスタム」素組みレビュー

今回紹介するガンプラは、HGUC第26弾としてラインアップされた「MS-14Fs ゲルググマリーネ シーマカスタム」です。

キットの紹介

『機動戦士ガンダム0083』でガンダムGP01を撃破したシーマ専用ゲルググが待望のキット化です。
リファイン設定によるベストプロポーションが実現しました。リアスカート、すねフレアに内蔵されたバーニアノズルを精密に再現しています。
関節部はポリキャップを使用し、広範囲な可動と露出防止による外観保持・機能保持効果を両立しています。
左手は表情を追求した平手パーツが差し替え可能です。
専用ビーム・ライフル、指揮官機専用シールド、90mmマシンガンが付いています。

商品ページより

2002年1月発売
定価 1,650円

パッケージ

説明書

シール

モノアイとビーム・ライフルのスコープはホイルシールで再現。

完成

全身

ゲルググマリーネ(ゲルググM)はジオン公国軍が一年戦争後期に開発したゲルググを海兵上陸部隊仕様に改修した機体です。
宇宙空間での運用を想定されていたため背部にはプロペラントタンクやスラスターが追加されています。

本機は海兵隊長のシーマ・ガラハウ専用機で、一般機と装備が一部異なります。

背面。
バックパックが一般機と異なり、プロペラントタンクやスラスターが増加しています。

武器装備

MRB-110 ビーム・ライフルとシールドを装備した状態。

付属品

付属品です。
MRB-110 ビーム・ライフル、MPP-80 90mmマシンガン、ビーム・サーベル×2、シールド、交換用右手首×2、交換用左手首

各部アップ

シーマ専用機の頭部には指揮官機のブレードアンテナがあるほか、40mmバルカン砲が搭載されています。

バックパックにはアンテナが付いており破損に注意。
上部にある筒状のプロペラントタンクは若干前後に角度調節が可能。

足裏。
かかと部分のパーツは肉抜きの形状が左右で対になっています。
パーツ番号を確認して組み立てないと分からなくなるので注意。

可動範囲

初期のHGなので可動範囲はそこまで広くありません。

ギミック&アクション

MPP-80 ビーム・ライフル

ドラムマガジン型のエネルギーパックを装備した大型のビーム・ライフル。
ビーム・マシンガンとしての運用も可能な万能兵装です。

このビーム・ライフルは手首にフィットしておらず、ポロッとグリップから抜けることも。
腕全体の保持力も怪しいので肘関節の補強をしたほうがよさそうです。

また、ライフルの先にバイポッドがありますが展開はできません。

ビーム・サーベル

クリアイエロー成型のビーム・サーベルが2本付属しています。
柄の部分も一体成型となっています。

MPP-80 90mmマシンガン

ジオン公国軍の一般的MS用射撃兵装。
成型色の都合でピング色になっています。

ビーム・ライフルと異なりこちらは手首にしっかりフィットしています。

110mm速射砲

両腕に内蔵された大口径のマシンガンの銃口もしっかり造形されています。

まとめ

古いキットゆえ可動こそ微妙ですが、プロポーションは結構いいのではないでしょうか。
成型色の都合ですがプロペラントタンクや90mmマシンガンの色が設定と異なるのがちょっと残念。

一般機とは装備や一部の形状が異なるので、細部を見比べてみるのも面白いと思います。
本体をうっかり後ろに倒してしまうとバックパックのアンテナが折れるので注意しましょう。

以上、ガンプラ「HGUC No.26 MS-14Fs ゲルググマリーネ シーマカスタム」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


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