今回紹介するガンプラは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する機体から「HG 1/144 デミトレーナー (チュチュ専用機)」です。
塗装なし、組み立て時にシールを使用しています。
キットの紹介
ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、チュチュ専用のカスタム機、デミトレーナー(チュチュ専用機)をHGシリーズで立体化!
商品ページより
■肩は引き出し可動により腕部の可動域が拡大。前腕部も回転可動を搭載。
■首は引き出して可動範囲を拡張、腰部のボールジョイントは空間を設けた構造で前傾・後傾の姿勢が可能。
■バックパックからビームライフルへ延びるケーブルはリード線で表現。
■ビームライフルのアームパーツは本体のフロントアーマーへ接続が可能。
■両足側面のスラスターは上下のスライド・回転が可能。
2022年11月5日発売
定価 1,540円
パッケージ
説明書
シール
胸部とライフルのセンサーに貼るホイルシールが付属。
(2)と(3)のシールは逆に貼っても気づかないくらいにほぼ同じです。
完成
本体
一般機よりも先に発売されたチュチュ専用のデミトレーナー。
風変わりな頭部や腕部もあってか、モビルスーツというよりは30MMシリーズを組み立てているような感覚でした。
本気の特徴とも言える大型ビームライフルは外した状態です。
頭部にはブレードアンテナがついており、さながら隊長機のような外観。
武器装備
大型ビームライフルを装備した状態。
バックパックと繋がっているケーブルはリード線で再現されています。
付属品
付属品
大型ビームライフル、交換用左右手首
各部アップ
頭部の形状は一般機の複合センサーから単眼のような形状に変わっています。
他にも肩、膝、脚部など細かい部分が異なっています。
一般機に付属しているスティックをマウントできる穴が腰部にあります。
ライフルのケーブルと連結させる穴はバックパックの両側にあります。
脚部側面には機部が可動するブースターを装備。
大型ビームライフルのジョイントはフロントアーマーに固定します。
足首は横軸ロールしかありませんが、つま先と踵が可動するので接地性はそれなりです。
ただし、つま先と踵が独立しているので地面にしっかり接地させるのはちょっと苦労するかも。
踵にはウィルダッシュプラスという地面を滑走できる車輪機構がついています。
可動範囲
可動範囲は結構良い感じ。
肩関節も複数の可動箇所によって自然な形にまとまっています。
肘と膝も90度以上曲がります。
膝立ちも難なく可能。
開き手パーツがあるのでこういったポーズも様になります。
頭部はボールジョイント接続で、少し上に持ち上げると首の上下可動もできるようになります。
腰部もボールジョイントによって広い可動域があります。
このキットの特徴的なギミックとして、リアアーマーのロックを外すことで上半身を傾けることができます。
角度をつけた状態で再びリアアーマーをロックすることで上半身を固定できます。
脚部のフレキシブルブースターは上下にスライドしたり回転させることが可能。
ライトイエローとグレー成形が2つずつ付属してます。
開き手があるのは嬉しい仕様ですが、成形色も統一してくれれば文句なしでした。
設定上の正しい色はライトイエローです。
アクション&ギミック
大型ビームライフル
既存の大型兵器をカスタムした専用装備。
アームユニットでリアアーマーと繋がっており、そのままグリップを握ることができます。
Ex-Sガンダムのビーム・スマートガンのように銃身が動かせます。
2つのグリップは回転するので両手で持たせるのもそこまで難しくありません。
リード線のケーブルはバックパックに接続されており、ポーズに合わせて自由に曲げることが可能。
まとめ
つま先と踵で接地面を調整する必要があり、ここはちょっとクセがあると感じました。
あと手の甲の成形色が統一されていないのもちょっと惜しいところ。無いよりは嬉しいんですけれど。
本体の可動や大型ライフルのギミックは文句なしの出来だったので良かったです。
後から発売される一般機とは結構細部が異なる造形なので比較してるのも面白いと思います。
一般機と武装の共有もできそうなので遊び幅は今後も広がりそうですね。
以上、ガンプラ「HG 1/144 デミトレーナー (チュチュ専用機)」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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