今回のレビューは「ららぽーと福岡」にて公開された実物大νガンダム立像を超合金シリーズで立体化した「超合金 RX-93ff νガンダム」です。
玩具の紹介
RX-93ff νガンダムが彩色済み可動フィギュアのパイオニアである「超合金」ブランドにて登場。
商品ページより
精密な設計と塗装に加え、重みのあるダイキャストやライトアップギミック等、高級感溢れる仕様となっている。
「超合金」の特徴であるダイキャストを本体へふんだんに使用することでメカとしてのリアルな金属感・手触りを再現し、精密な設計と塗装・マーキングとで情報量のある外観デザインを提供。
さらに、頭部と胸部にライトアップギミックを搭載。
「ロングレンジ・フィン・ファンネル」は、立像での外観状態から映像内での攻撃形態まで、差し替え無しでのギミック再現を実現。
2022年8月22日発売(限定商品)
定価 26,400円
パッケージ
ららぽーと福岡で2022年4月から展示されている立像「RX-93ff νガンダム」が超合金シリーズで商品化しました。
νガンダム本体はRGデザインがベースですが、オリジナルから色が変更され、フィンファンネルの代わりにロングレンジ・フィン・ファンネルを装備しています。
一般流通で販売はされておらず、抽選販売・事前予約・当日店頭購入など複数の購入方法がありますが、いずれにしても「ららぽーと福岡」まで足を運ぶ必要があります。
詳しい購入方法はこちらを確認してください(GUNDAM SIDE-Fのお知らせページより)
説明書
説明書はフルカラーの冊子タイプです。
全身
本体
大きさは1/100スケール相当で、全体的に光沢のある仕上がりとなっています。
黒だった部分が青くなり、色的にNT-1アレックスのような雰囲気に。
フレームを中心にダイキャストパーツが使用されており、全体に重みがあります。
アムロ・レイのパーソナルマークがカラフルで目を惹きます。
モールドの彫りが浅めなうえスミ入れもされていないので、玩具っぽさが少し目立つかなと感じました。
背面。
バックパックはロングレンジ・フィン・ファンネルを装備するために専用のラックが付いています。
この商品には従来のフィン・ファンネルは付属していません。
武器装備
ビーム・ライフルとシールド、ロングレンジ・フィン・ファンネルを装備した状態。
本体よりも全長が高いロングレンジ・フィン・ファンネルは存在感抜群です。
接地面に台座を噛ませることで安定して立たせることが可能。
ららぽーと福岡にある実物のνガンダム立像はこちら。
立像にビーム・ライフルやシールドはありませんが、この商品ではフィン・ファンネルを除いた基本装備が全て付属しています。
付属品
付属品
ロングレンジ・フィン・ファンネル、ファンネルエフェクト、頭部アンテナ(予備)、バックパック、右腕用ファンネルジョイント、ビーム・サーベル柄(腕)、ビーム・サーベル柄(背中)、シールド、ビーム・サーベル(腕)、ビーム・サーベル(背中)、ニュー・ハイパー・バズーカ、ビーム・ライフル、ディスプレイジョイント、ホルダーA、ホルダーB、補助棒、支柱、補助支柱基部(上)、補助支柱基部(下)、ファンネルサポート、台座、補助支柱、クリップ、交換用左右手首×3
各部アップ
肩のパーソナルマークの角度が立像と少し違っていますが、概ね再現されていると思います。
商品化によって、展示会場で地上から見上げる時とはまた違った印象の「RX-93ff νガンダム」を楽しめます。
頭部アンテナはシャープな造形です。一応予備が付属していますが、破損には注意。
取り外し可能なので、ポージング後に付けると安心です。
ロングレンジ・フィン・ファンネルはそこそこ重たく、バックパックがガンダム本体から外れやすい設計になっているので装着時はポロリに注意する必要があります。
ライフルやバズーカは専用の手首を使います。手のひらにある凸部分で武器をしっかり固定可能。
渋めの足首関節で安定したディスプレイができます。
ファンネルサポートを使えば接地面を痛めずにロングレンジ・フィン・ファンネルを支えられます。
可動域
横方向の可動はこんな感じ。
股関節がかなり渋めだったので開脚させるのにそれなりに力が要りました。
肘と膝は二重関節です。
また、上腕と膝関節はクリック機構になっています。
少し傾きますが膝立ちポーズもできます。
個人的に面白いと思った肩アーマーの分割と可動ギミック。腕の可動域をうまく確保してくれます。
腕を前に出した時に、肩アーマーを正面に向けたままにすることも可能です。
脚部のバーニアがあるフィン部分は可動します。
アクション&ギミック
ライトギミック
背面の絶縁シートを外し、腰カバーパーツに隠されたスイッチを入れるとライトギミックが作動します。
カバーが外しにくい場合は付属の補助棒を使うと簡単です。
テスト用の電池が入っているのですぐ遊べるようになっています。
頭部と胸部のセンサーが発光します。
ツインカメラの発光がメインカメラに比べて地味なのがちょっとイマイチ。
目元の黒い縁取りの塗装がライトで透けて見えるので、この部分は正直塗り直したくなりました。
手首パーツ
手首パーツは4種類。握り手、開き手、武器用の持ち手が2つ。
バックパック
バックパックのブロックは取り外し可能です。
今後発売されるかもしれない通常版νガンダムとの互換性の為かと思われます。
ビーム・ライフル
ビーム・ライフルもνガンダム本体に合わせてブルーの配色になっています。
ライフルとバズーカには本体マウント時に起こして使うピンがあります。
ビーム・ライフルはリアアーマー中央のブロックを下げると出てくる穴にピンを使って取り付けることができます。
シールド
シールドは腕部に挟んで固定します。
回転させたり傾けたりもできるので自由度が高いです。
ニュー・ハイパー・バズーカ
ニュー・ハイパー・バズーカもバッチリ付属。
グリップが可動するので肩に担がせるのも簡単ですが、背面ビーム・サーベルの柄に干渉しやすいです。
バズーカはバックパック中央にマウント可能。
ビーム・サーベル
背面のビーム・サーベルを装備。
使用前と発振状態のサーベル2種類が付属していますが、ビームエフェクト部分は外せるので付け替えることもできます(柄の造形は同じなので特に意味はないですが)
腕に収納されているビーム・サーベルも持たせられます。
こちらも同様に2種類付属しています。
ロングレンジ・フィン・ファンネル
本商品の目玉であるロングレンジ・フィン・ファンネル。
差し替えなしで射撃形態に変形できます。
先端部分は後ろの青いパーツに連動して開くようになっており、パカパカと気持ちよく動いてくれます。
バックパックに装備した状態。
ファンネルに付いてある赤いレールに差し込んで固定しています。
右腕のカバーを外すと丸穴があり、ここにファンネルジョイントを取り付けることで腕に装備することも可能。
腕につけた状態。
上腕部分はクリック関節なのでそこそこ安定して保持できます。
ファンネルエフェクトを付けることで迫力のある射撃シーンが再現できます。
補助支柱を使えばより安定したディスプレイが可能になります。
補助支柱基部を台座に付ければ地上から支えることも可能です。立ちポーズの場合はこちらがおすすめ。
武器のディスプレイ
ホルダーを台座につけることで武装を飾れます。
まとめ
超合金玩具の感触がとにかく堪らないです。
肩アーマーの分割可動や、ロングレンジ・フィン・ファンネルの連動可動など見どころもあって面白い。
良くも悪くも玩具っぽさがあり、私はどちらかというとつや消しの方が好みなので質感はちょっと安っぽく感じてしまいました。メタコンのような仕上げ方だったらさらにカッコよかったかなと思います。
また、バックパックが外れやすいのが致命的で、個体差かもしれませんがファンネルごと落下した時は破損していないかヒヤヒヤしました。
この本体で通常版のνガンダムも出すなら、バックパックの保持力は改善して欲しいところ。
ライトギミックもツインカメラの発光がそんなに綺麗じゃないのでちょっと勿体無いと思いました。
付属品のボリュームに関しては非常に満足な内容で、1/100スケールでRX-93ff νガンダムの完成品モデルとして楽しむ事ができるのは間違いありません。
以上、「超合金 RX-93ff νガンダム」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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