HG 1/144 ダリルバルデ レビュー

今回紹介するガンプラは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する機体から「HG 1/144 ダリルバルデ」です。
塗装なし、組み立て時にシールを使用しています。

キットの紹介

ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、機体全体が赤い装甲に包まれたモビルスーツ、ダリルバルデがHGシリーズにラインアップ!
■クリアパーツとシールの重なりにより、シェルユニットの輝きを表現。
■両腕の肘から先を付け替えることで、手首にビームパーツを取り付けることが可能。
■ビームジャベリンは中央部分で分離し、それぞれ単独の武器としても使用できる。また両端のエフェクトパーツは着脱が可能。
■大型のビームジャベリンやビームサーベルパーツに加え、ディスプレイ用台座など豊富なオプションパーツが付属。

商品ページより

2022年12月3日発売
定価 2,090円

パッケージ

説明書

シール

クリアパーツ内に貼るホイルシールが付属。

シェルユニットに貼るシールは発光状態と非発光状態の2種類が付属しており、好きな方を選択可能となっています。

完成

本体

ディランザに続いてグエルが登場した機体「ダリルバルデ」

エアリアルとの肉薄した激闘で印象強い本機がついにガンプラで登場しました。1/144スケールの水星の魔女シリーズの中でも珍しく2000円超えの価格で、ギミック盛りだくさんな仕様となっています。

頭部のセンサー部分など、同じジェターク社のMSであるディランザと似た部分もいくつか見られます。真紅のボディがかっこいいですね。

白成形色はEGガンダムのようなやや緑がかった白色です。

バックパックには腕と同じようなパーツが付いていますが、これは「イーシュヴァラ」というドローンの攻撃ユニットで後ほど紹介します。

武器装備

ビームジャベリンを装備した状態。

付属品

付属品

ビームジャベリン、ビームサーベルパーツ×2、交換用左手首、シャルクロウ用ジョイントパーツ×2、リード線×2、ディスプレイ用台座

各部アップ

頭部のセンサーや、肩部・脚部などのシェルユニットの発光はシールで再現。

両肩の大型シールド「アンビカー」は接続部がフレキシブルに可動します。

リアアーマーはディランザのような大型パーツとなっていますが可動はしません。

フロントアーマーは左右一体で、ボールジョイントによって若干動かせます。

マニピュレーターが白いのは珍しいですね。

接地性も問題なし。

可動範囲

横方向の可動はこんな感じ。

肩アーマーが上がるので腕の可動域も広いです。

肘と膝は二重関節です。

膝立ちポーズも綺麗に決まります。

クリア成形のディスプレイ台座が付属。

支柱のピンを使えばコンパクトに畳むこともできます。本体と接続するジョイントは角度調節もできるので便利。

アクション&ギミック

ビームジャベリン

近接武器としてビームジャベリンが付属。

ビームアンカーとビームクナイという2つの武器がくっついて構成されています。

クリアグリーン成形のビームエフェクトを付けることで発振状態へ。

持たせる時にジャベリンの連結部分を外して手に差し込めば、手の甲を取る工程を省くことができます。

アクションポーズに便利な左手用の開き手が付属しているのも嬉しいポイントです。

ジャベリンを分解して、ビームアンカーとビームクナイを持たせることも可能。

イーシュヴァラ

両腕とバックパックのユニットを取り外し、ドローン機能を有する攻撃ユニットのイーシュヴァラを再現できます。

マニピュレーター付きの前腕部がAユニット、バックパックにマウントされていた方がBユニットで、形状が若干異なります。

Aユニットにビームアンカーとビームクナイを持たせて射出状態を再現。本体の腕にはBユニットを付けています。

イーシュヴァラ用のスタンドがないので、フィギュアライズスタンダードのスレッタとミオリネに付属していたスタンドに取り付けてみました。

説明書では2023年1月発売予定の「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」の使用が推奨されています。

大型シールドのアンビカーも取り外し可能です。

こちらも「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」に対応していますが、接続部が凸パーツだったのでアクションベースには取り付けられませんでした。

ビームサーベル

Bユニットにはビームサーベルを取り付けることが可能。

クリアパープル成形のエフェクトパーツで再現されています。

ちなみにBユニットは射出状態だとビーム砲として運用することが可能となっています。

イーシュヴァラを使ったディスプレイを最大限楽しむには、エアリアルと同様に支柱が複数必要ですね。

シャクルクロウ

つま先部分がクロー状に変形し有線式の拘束用装備になります。

ブーツ側にジョイントパーツを付けることで、ディスプレイベースのジョイントやリード線を差し込めるようになります。

リード線をうまく使えば躍動感あるアクションが再現可能です。

まとめ

ギミック満載でプレイバリューの高いキットです。本体の造形もかっこよくて、可動域もかなり優秀。

ビームジャベリンやイーシュヴァラという独自の装備もあり、「水星の魔女 ウェポンディスプレイ」を使えば遊びの幅がさらに広がります。

水星の魔女シリーズの中でもおすすめのキットです。

以上、ガンプラ「HG 1/144 ダリルバルデ」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。

関連商品