今回紹介するガンプラは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する機体から「HG 1/144 ベギルペンデ」です。
塗装なし、組み立て時にシールを使用しています。
キットの紹介
ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、ベギルペンデをHGで立体化!
商品ページより
■大型武器と十字のシルエットが特徴的なシールドを装備、シールド内側にはビームサーベルの格納、取り外しギミックを搭載。
■バックパックは左右のユニットが個別に可動し、姿勢制御の性能の高さを感じさせる。
■ビームサーベル用にクリアグリーンのビームパーツが付属。
2023年1月14日発売
定価 1,760円
パッケージ
説明書
シール
ホイルシールが付属。
シールドやバックパックの発光は選択式で再現可能です。今回は発光状態で組み立てました。
完成
本体
朱と紫のカラーリングで、ベギルベウやミカエリスと同系統のデザインのMS。
劇中では5機のベギルペンデがミカエリスと連携してエアリアルたちと対決しました。
HG 1/144 ベギルベウ
後継機であるベギルペンデはベギルベウと共通箇所がかなり多く、このキットでもかなりのパーツが共有されています。
違う部分として主に頭部やバックパック、武装が挙げられます。
背面はこんな感じ。バックパックにはメインスラスターと対GUNDフォーマット用の補助型アンチドートが2基付いています。
武器装備
ビームライフルとノンキネティックシールドを装備した状態。
対GUNDフォーマット妨害装置「アンチドート」を搭載したノンキネティックシールドには展開ギミックが内蔵されています。
大きなシールドはグリップと手首の凹み部分によって保持しています。
付属品
付属品
ビームライフル、ノンキネティックシールド、ケーブルパーツ、ビームサーベル×2、支柱
各部アップ
頭部や各部のシェルユニットにはクリアパーツが使用されています。この辺はベギルベウと共通です。
頭部には決闘用のブレードアンテナがあります。
脚部はベギルベウと同様に3本の爪で立っています。
可動範囲
横方向の可動はかなり優秀。特に開脚は凄まじいです。
肘と膝はこれくらい曲がります。
膝立ちポーズもきれいに決まります。腰アーマーが可動を阻害しないので非常に動かしやすいです。
アクション&ギミック
つま先の可動
着陸時の再現でつま先を倒して接地させることが可能。ベギルベウにもあったギミックですね。
補助型アンチドートの展開
バックパックの補助型アンチドートはパーツを引き出すことで展開できます。非発光状態で仕上げる場合グリーンのシールは貼りません。
ビームライフル
大型のエネルギータンクを搭載したビームライフル。シールドに負けない大きさです。
グリップが可動するのでポーズに合わせて角度調整ができます。
ノンキネティックシールド
特徴的な十字形の大型シールド。腕にしっかり接続されているのでグラついたりはしません。
上下左右のパーツを引き出すことで展開状態を再現できます。閉じている状態をメインにするならグリーンではなく黒のシールを貼ります。
シールドは複数の可動軸があるので自由に角度調整が可能です。
シールド部分をグリップから外しリード線のケーブルを接続することで射出状態へ。付属の支柱を使ってシールドを支えます。
有線式の遠隔操作モードをこのように再現できます。ケーブルは少し長めなので必要に応じてカットしてもいいと思います。
ビームサーベル
シールド裏にはビームサーベルが1本搭載されており、手に持たせることができます。
クリアグリーンのビームエフェクトパーツを付けて発振状態へ。
シールドへの搭載ギミックの都合上かサーベルグリップは小さめです。ビームエフェクトは2本付属していますが、1本は予備となります。
それにしてもよく動きます。大型シールドとのギャップがまた面白いですね。
比較:HG 1/144 ミカエリス
HG 1/144 ミカエリスとの比較。頭一つ分ミカエリスのほうが大きいです。
まとめ
ベギルベウとパーツの共通点も多いですが、装備やカラーリングの違いから印象はかなり変わりました。
優秀な可動域はそのままに、対GUNDフォーマット用の展開ギミックやケーブルを使ったシールドの射出シーン再現など新たな遊び方ができます。
グリーンのシールを貼るかどうかでアンチドートの使用・非使用時の外観を選択することになるので、どちらにするか非常に悩ましい仕様となっています。
慣れれば大丈夫ですが、シールドを持たせる時にグリップ部分の隙間が狭いので手の甲の取り付けに少し苦戦しました。
意外にも保持力はしっかりしていたのでその点は安心でした。
以上、ガンプラ「HG 1/144 ベギルペンデ」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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