今回紹介するガンプラは「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」です。
キットの紹介
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』より、「ガンキャノン」がHG化!
商品ページより
■新規造形となるバックパックパーツの差し替えにより、カイ機・ハヤト機の両機を再現可能。
■HGフォーマットの高い可動性能により、地面に寝そべってキャノン砲を撃つポーズや中腰の発艦ポーズなど印象的なガンキャノンのポーズを実現。
■ククルス・ドアンの島版ガンキャノンのカラーリングを成形色で表現。設定画のディテールを忠実に再現。
■カトキハジメ氏デザインのプラモデルオリジナルマーキングシールが付属 。カイ機・ハヤト機の識別ナンバーや各所に施されたコーションマークでプラモデルオリジナルのディテールアップを楽しめる。
■バックパック2種、ビーム・ライフル、ハンドパーツが新規造形で付属。
2023年5月20日発売
定価 2,530円
パッケージ
説明書
シール
このキットのためにカトキハジメ氏がデザインしたマーキングシールが付属。
「ククルス・ドアンの島」におけるホワイトベース隊のカイ機(104)・ハヤト機(109)が再現できます。
今回は素組みのシール無しでレビューを行っていきます。
完成
付属品
付属品
ビーム・ライフル、スプレーミサイル・ランチャー、ハンドパーツ一式
本体
劇場版アニメとして公開された「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」に登場したガンキャノンがHGシリーズにラインアップされました。デザインは「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)」ベースのものとなっています。
がっしりした体型からは逞しさが感じられます。
細かなパーツの色分けにより素組みでもこの仕上がりになります。
キャノン砲やビーム・ライフルなど分割線が目立つ部分もいくつかあるので、合わせ目処理をすると更に完成度が上がると思います。
ガンキャノンはオリジンから最初期型や機動試験型がHGキット化していましたが、ホワイトベース隊の赤いガンキャノンは2015年に発売された「HGUC 1/144 ガンキャノン(REVIVE版)」以来です。殆どが新規ランナーですが、一部にオリジン版ガンキャノンのランナーが使用されています。
頭部のバイザーはクリアブルー成形パーツが使用されており、奥のメカモールドが見えるようになっています。
ビーム・ライフル(後期型)装備
ベルファストでの改修によって強化されたビーム・ライフルを装備した状態。
ライフル専用のハンドパーツを使って持たせます。
スプレーミサイル・ランチャー装備
キャノン砲の代わりにスプレーミサイル・ランチャーを装備した状態。
バックパック(ランドセル)も装備によって変化します。
可動範囲
横方向はここまで可動します。
肘と膝は二重関節で、大きく曲げることが可能。
腰を引き伸ばすことで可動域が拡大します。
股関節は前後に可動します。
アクション&ギミック
ハンドパーツ
複数のハンドパーツが付属。
握り拳や平手の他、ビームライフル用の持ち手があります。
キャノン砲
キャノン砲は角度調節が可能。
下側にあるシリンダーも連動して動きます。
HGUC版でも再現できた伏せ撃ちもできます。
ビーム・ライフル(後期型)
ガンダムのビーム・ライフルより連射力が下がった代わりに、射程と威力を上げたガンキャノンの手持ち武器。
少しかがんだ状態の発進ポーズもできます。
腰の捻りを使うと勢いあるアクションポーズに。
ライフルのスコープは横に動かせます。
スプレーミサイル・ランチャー
キャノン砲からスプレーミサイル・ランチャーへ換装することが可能。バックパックごと交換します。
近接支援に特化したガンキャノンになります。
範囲は狭いですが、キャノン砲と同じように角度調節が可能。
ミサイル発射口も細かく造形されています。
まとめ
「ククルス・ドアンの島」公開によってついに待ちに待ったガンキャノンが、ジ・オリジン版のデザインでHGUCシリーズに登場しました。
可動がよく、スタイルも個人的に好みです。
気になった点は白の成形色がHG 1/144 ガンダム(ククルス・ドアンの島版)と違う点。
「ククルス・ドアンの島」における設定画だとガンダムとガンキャノンの白部分は同じ色なのですが、キットではガンキャノンのほうが明るい白になっています。
以上、ガンプラ「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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