今回紹介するガンプラは「RG 1/144 ガンダムエピオン」です。
キットの紹介
『新機動戦記ガンダムW』より「ガンダムエピオン」が完全新規造形のRGで商品化!力強く自然にビームソードを振るうために最適化された新たな可動ギミックを搭載!翼竜をモチーフにしたRGオリジナルアレンジを採用!
商品ページより
■胴体の2軸+1軸のスイング可動、腹部前方展開可動により前屈時の親和性が向上。
■股関節にロック機構を採用。変形と可動を両立し、堅牢かつ大きくスイングさせることが可能。
■手首上部に追加された可動軸と前腕ロール可動によりポーズに幅広い表情付けが可能。
■肩アーマーが展開し、肩位置をキープしたままの腕上げが可能。両手でビームソードを振り上げる力強いポージングにも対応。
■ブレードは膝の動きに追従し、自然な膝立ちを妨げない。
■ウイング部は翼の可動に合わせて小羽が連動展開。根元の軸可動により翼の高さ調整も可能。
■MA形態では角と口が開き表情演出が可能。
■脛に引き出し式のボール可動を内蔵し首がしなる動きを実現。腿の可動軸により翼竜のようにしなやかな首の可動を演出。
■ヒートロッドにはアドヴァンスドMSジョイントを採用。剣のように鋭いフォルムと螺旋を描くしなやかな可動を実現。
■ビームソードとマウントラッチをつなぐケーブルはリード線を採用。
2023年9月30日発売
定価 4,620円
パッケージ
説明書
シール
完成
リアルグレードではお馴染みのリアリスティックデカールが付属。
本体
ナンバリングとしては38弾目のRGキット。TV版ウイングガンダムゼロよりも先にガンダムエピオンが発売されました。
リアリスティックデカールを貼り、つや消しトップコートで仕上げました(シールは一部貼っていないものもあります)
塗装はしていませんが、色分けも素晴らしく文句なしのクオリティです。近年のRGらしく、フレーム部分がかなりしっかりとした構成になっています。
MS形態のプロポーションは良好で、MA形態への変形ギミックももちろん備えています。
バックパックには大きな翼を搭載。横に開いていれば本体の自立はちゃんとします。
右のサイドアーマーにはビームソードホルダーがあります。
センサー類はクリアグリーン成形のパーツで再現。
このキットのアドヴァンスドMSジョイントはヒートロッドのパーツで使用されています。
武器装備
ビームソードとシールドを装備。シールドからはヒートロッドが展開しています。
ビームソードはホルダーとリード線のケーブルで接続されています。
付属品
付属品
ビームソード、ヒートロッド、交換用手首、ケーブル、アクションベース用ジョイント
可動範囲
横方向へはほぼ水平位まで可動します。
肘と膝は二重関節ですが、腕はMA形態用の爪が干渉するため大きく曲げることができません。
膝立ちポーズも問題なくできます。
股関節にはロック機構があり、ロックを外すことで股関節の可動域が拡大されます。
ロックを外すとここまで腿を上げることができるようになります。
コクピットハッチは開閉可能です。
ウイング部は翼の可動に合わせて小羽が連動して展開します。
アクション&ギミック
ビームソード
エピオンの主兵装であるビームソード。
クリアグリーン成形のエフェクトパーツを使用し発振状態を再現。とても迫力がある形状になっています。
ビームソードは右サイドアーマーのホルダーとケーブルで繋がっていますが、ポージングは特に不自由しません。
ビームソードは腰のビームソードホルダーに収納可能。
ビームソードを持たせるときはホルダーにケーブルを取り付けます。
ヒートロッド
ヒートロッドはアドヴァンスドMSジョイントのパーツを間に挟むことで展開状態を再現します。
鞭部分は可動します。各関節部にロール機構もあるので自由度は高いです。
MA形態への変形
各部を動かしてMA形態へ変形します。
手首パーツは余剰なので外します。
脚部を後方から突き出して大体のシルエットが完成。
MA形態の完成です。
重心を調整すれば自立も可能。
後部にアクションベース用のジョイントを取り付けることができます。
アクションベースを使ったディスプレイ。また、翼竜をイメージしたRGオリジナルアレンジ形態にもできます。
脛に引き出し式のボール可動が内蔵されており、首がしなる動きを再現できます。
まとめ
色分けは文句なしで、可動域もかなり広く派手なアクションが楽しめるようになっています。
翼に貼るマーキングシールの枚数が多くて大変でしたが、完成したエピオンの姿は非常にかっこいいです。
RGオリジナルの翼竜形態も面白いと思いました。ウイングの小羽が連動するギミックもスムーズに動くのでストレスがありません。
フレーム部がかなりしっかりしていて安定感もあるのですが、一部のパーツは特定の角度でしか外せないようになっていたりするので分解するときはフレームの破損に注意。組み間違いをすると少し面倒なことになる可能性があります。
気になった点は、頭部アンテナがちょっと外れやすいと感じたのでここは接着しておこうと思います。あと、右の平手が付属しているとさらに良かったかな。
ライバル機としてTV版ウイングガンダムゼロがRGで発売されるのを楽しみに待ちたいですね。
以上、ガンプラ「RG 1/144 ガンダムエピオン」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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