ガンプラ「HGUC No.138 RMS-108 マラサイ(ユニコーンVer.)」素組みレビュー

今回紹介するガンプラは、HGUC第138弾としてラインアップされた「RMS-108 マラサイ(ユニコーンVer.)」です。

キットの紹介

■ジオン軍仕様のUC版マラサイ。
■episode4で登場した緑の成型色で再現。
■武装のひとつ「海ヘビ」はリード線で射出状態を再現可能。
■新規造形のフェダーイン・ライフルが付属。スピア状態も再現できる。

商品ページより

2012年3月発売
定価 1,760円

パッケージ

説明書

シール

完成

全身

以前発売されたマラサイのカラーバリエーションキットです。
赤いボディカラーが緑色に変更され、付属品も増えています。
約7年前に設計されたキットなので関節構造などはやや古め。

各部の動力パイプは軟質パーツで再現されています。

武器装備

フェダーイン・ライフルを装備した状態。
組み立て方はHGUC ガブスレイやハンブラビに付属していたものと同じです。

付属品

付属品です。
フェダーイン・ライフル、ビーム・ライフル、ビーム・サーベルの刃×2、海ヘビ、海ヘビ用リード線、交換用右手首

各部アップ


大きな頭部ですがボールジョイント接続でそれなりに動きます。
頭部の中心に分割線があるので少し気になる。

左手は開き手のみ。
元々ザクと似た形状なので、緑のカラーリングになっても違和感なく馴染んでいます。

脚部。
足首の可動はそれなりですが、接地面積は広いので安定して立たせることが出来ます。

可動範囲

横の可動。
左腕は肩のスパイクアーマーが干渉するので、右腕ほど上げることは出来ません。

肘と膝の可動はこんな感じ。
HGUC マラサイの可動をそのまま引き継いでいるので、肘は二重関節ではありません。

肩には引き出しギミックが内蔵。
武器を構えるときに重宝します。

少し傾きますが膝立ちも可能。

右肩のシールドは上下のパーツがフレキシブルに可動します。
意外な動きもできるのでなかなか面白いです。

ギミック&アクション

フェダーイン・ライフル

ガブスレイの携行装備であるフェダーイン・ライフル。
このキットではビーム・ライフルと兼用の手首で持たせます。

銃身の長い武器なので、両手で持たせても似合いますね。

ライフルの後部にビームサーベルの刃を取り付けて、銃剣として持たせることもできます。

ビーム・サーベル

シールド裏に2本マウントされているビーム・サーベルを装備。
他のMSと比べると柄の部分が長めのデザインになっています。

シールドの可動が優秀なので、ポージングを阻害しないのも嬉しいポイント。

ビーム・ライフル

通常のマラサイにも付属していたビーム・ライフル。
小型で取り回しやすい形状になっています。

横に出ているグリップに左手を添えることで両手持ちも可能。

海ヘビ

ハンブラビの武器として印象強い海ヘビ。
リード線を使って攻撃時の状態を再現できます。

ワイヤー部分はリード線が使用されているので自由に形状を変えることが可能。

元々ビーム・サーベル用の手首なのでしっかりとは握ってくれません。
そのためリード線の向きによっては手首の中で柄が回転してしまうことも。

まとめ

ユニコーンVer.として改めて発売されたこのキットはただのカラーバリエーションではなく、いろんなティターンズのMSの武装が付属しており、通常版よりも遊び幅が広くなっています。
ザクを連想させる緑の機体色は、ジオン残党らしさを強く感じさせるかっこいい仕上がりとなっています。

可動範囲はユニコーンガンダムやシナンジュなどに敵いませんが、造形自体はよくできていると思います。
エピソード4を盛り上げてくれたMSの1機として他の残党軍MSと一緒に並べてみてはいかがでしょうか。

以上、ガンプラ「HGUC No.138 RMS-108 マラサイ(ユニコーンVer.)」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


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