今回紹介するガンプラは、HGUC第115弾としてラインアップされた「MSN-001A1 デルタプラス」です。
キットの紹介
■機動戦士ガンダムユニコーンよりデルタプラスがHGで登場。
商品ページより
■ウェーブライダー形態を差し替え変形で再現。
■可変機であることを感じさせないプロポーションとMS形態でのポージング性能。
■頭部ではクリアパーツを採用。
2010年9月発売
定価 2,420円
パッケージ
説明書
シール
シールは少し多め。
頭部バイザーの色は選択式です。
完成
全身
百式の運用データや、Z系MSの技術を再投入しTMS(可変モビルスーツ)として誕生したデルタプラス。
かつてのZ計画から長い時を越え、ガンダムUCの舞台であるU.C.0096でも活躍しました(機体完成はU.C.0090)
機体は百式のような金色ではなく、どちらかというとゼータプラスのような落ち着いた色味となっています。
穴の空いていない専用の握り手も付属。
このキットでは差し替えでウェイブライダー形態への変形も可能。
後ろ姿。
背面のフレキシブル・バインダーや、脚部の露出したフレームなど百式を彷彿とさせるデザインが随所に見受けられます。
武器装備
ビーム・ライフルとシールドを装備した状態。
第二次ネオ・ジオン抗争でロンド・ベルに配備されたこの機体はリゼルのビーム・ライフルをそのまま流用しています。
付属品
付属品です。
ビーム・ライフル、シールド、ビーム・サーベル、ビーム・サーベルの刃×2、交換用右手首×2、ウェイブライダー用パーツ
各部アップ
百式や百式改の面影がある頭部。
フレキシブル・バインダーの上部には小羽が折り畳まれています。
接地性は問題なし。
アンクルガードがかなり低めの位置にあるので、足首のボールジョイントが目立ちやすいのが気になりました。
可動範囲
横の可動。
足の開脚がちょっとしょぼいです。
肘と膝の可動。
膝は二重関節でよく曲がります。
膝立ちはかなり余裕があります。
ギミック&アクション
ビーム・ライフル
専用の手首とライフルグリップ部の凹凸でしっかり保持してくれます。
ビーム・サーベル
ビーム・サーベルのエフェクトはクリアブルー。
ガンダムセンチネルに通ずる色なので個人的に結構好きです。
ビーム・サーベルの刃は2本付属していますが柄は1本なので二刀流はできません。
ちなみにビーム・サーベルの柄は白色が正しいです。
ビーム・サーベルはシールドに2本収納されている設定ですが、これを外すにはシールドを一度分解する必要があり面倒なのでそのまま。
シールド
肘の穴にシールドを直接取り付けます。
向きや角度は変えられません。
デルタプラスのシールドには武器が内蔵されています。
先端から、ビーム・キャノン、2連装グレネード・ランチャー、ビーム・サーベル(ビーム・ガン兼用)となっています。
ウェイブライダー形態への変形
変形過程
まずデルタプラスをバラバラにします。
頭部や胴体はウェイブライダーでは使用しないので余剰パーツに。
脚部は変形に伴いパーツの位置を付け替える箇所もいくつかあります。
かかと部分はウェイブライダー用のものに変更します。
変形後の脚部はこんな感じになります。
ウェイブライダー用パーツにシールドや腕などを取り付けていきます。
変形というよりはバラバラになった部品を別の素体に付け直していくという感じ。
脚部を取り付けていく。
全部付けたらこんな感じ。
不安定な部分もなく、非常にしっかりしています。
変形完了:ウェイブライダー
デルタプラスのウェイブライダー形態。
MS形態時と同様で股下の穴にアクションベースが取付可能です。
後ろから。
アクション
ユニコーンガンダムの方が大きいので、劇中のように上に乗せたら結構デルタプラスが小さく感じます。
寝そべらせた状態で乗せたかったけど可動範囲的に厳しかった。
それにしてもユニコーンガンダムの膝って凸凹してるから劇中のデルタプラスは結構傷んでそう。
ビーム・マグナムは持てません(残念)
この写真ではユニコーンガンダムの手首ごと付け替えています。
手の甲の色が違いますが、ボールジョイントの径は合っていました。
まとめ
左手は武器が持てない握り手のみなので、平手がついていればもうちょっと良かったかなという印象です。
股関節の可動範囲もちょっと物足りなかったですが、他はよくできていると思いました。
差し替え変形なのでどちらの形態でも安定して遊べます。
ウェイブライダー形態も非常によくまとまっており、アクションベースとの相性も抜群でした。
以上、ガンプラ「HGUC No.115 MSN-001A1 デルタプラス」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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