今回紹介するガンプラは、HGUC第81弾としてラインアップされた「MSM-10 ゾック」です。
キットの紹介紹介
●頭部の内部メカを再現し、モノアイは内部メカのレールに沿って位置の変更が可能。
商品ページより
●モノアイカバーはキズの目立たないスモークのペット素材を使用し、薄肉で再現。
●頭部及び肩の給水口、くちばし裏の排水口など、水中MSの機能が感じられるディテールを表現。
●肩は回転により水陸でのアイアン・ネイルによる攻撃ポーズが再現可能
●左右のアイアン・ネイルの関節部は可動し、アクションも可能。
2007年7月発売
定価 2,750円
パッケージ
説明書
シール
モノアイシールドの再現用にPET素材が付属しています。
メモリがプリントされたスモーク仕様となっています。
前後で使用するので2枚セット。
完成
全身
前後対称形状の胴体に3本指の腕部クロー、極端に短い脚部が特徴的なMS。
なかなかのインパクトがあります。
こちらは背面。
ぱっと見だとどちらが前か分かりません。
付属品
付属品はスタンド用ジョイントのみ。
各部アップ
クリアイエロー成型のモノアイが奥から見えます。
かなり厚みのある胴体。
あまり可動は期待できない脚部ですが接地性はいい感じ。
ちなみに膝関節はありません。
可動範囲
横方向の可動はこんな感じ。
腕はそれなりですが、脚部は気休め程度にしか動かせません。
肘の可動は90度。
脚は膝関節がないのでここまで。
胴体前後にあるくちばし状のパーツは可動します。
ギミック&アクション
モノアイの可動
頭部カバーを外すことでモノアイを可動させることができます。
モノアイのレールは前後で繋がっているので後ろを向かせることもできます。
内部がメカニカルな造形になっているのもいいですね。
アイアン・ネイル
腕部のアイアン・ネイルは各関節が可動します。
このアイアン・ネイルはキットの表情付けで一番活躍する部分ではないかと思います。
スタンド用ジョイント
股下のカバーを外すとスタンド用ジョイントの穴があります。
ジョイントを取り付けることでアクションベースなどを使ったディスプレイが可能になります。
脚の可動が寂しいゾックには恩恵が大きいですね。
比較:HGUC No.210 RX-79[G] 陸戦型ガンダム
同スケールの陸戦型ガンダムと比較。
一般的なMSよりもゾックの方が大きいです。
まとめ
前後対称のパーツ構成で同じで、ほとんどのランナーが2枚組で入っているという奇妙なキットでした。
元々シンプルなカラーの機体なので素組みでも再現度はなかなかのもの。
ボリュームがあるため値段もやや高めですが、アイアン・ネイルの可動やモノアイシールドの凝ったデザインなど目を見張る部分もあり作っていて楽しいキットでした。
以上、ガンプラ「HGUC No.81 MSM-10 ゾック」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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