今回紹介するガンプラは、HGUC第210弾としてラインアップされた「RX-79[G] 陸戦型ガンダム」です。
陸戦型ガンダムはHGUC第79弾ですでに発売されており、今回は11年ぶりの完全リニューアルとなります。
キットの紹介
■『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する陸戦型ガンダムが最新フォーマットでキット化!
商品ページより
■外装パーツは新規造形となっており、特徴的な左右非対称の胸部などが再現されている!
■膝の可動性、肩の引き出しギミックなどにより、スムーズな膝立ちや銃の両手持ちが可能となり、射撃ポーズの再現度が向上!
■シールドを立てた劇中OPの印象的なポーズも再現可能となっている!
■180mmキャノンは、差替えでウェポンコンテナに収納できるほか、豊富な武装が付属!文
2018年4月発売
定価 1,870円
パッケージ
説明書
シール
マーキングシールで好きな部隊の番号を組み合わせて作ることができます。
完成
全身
オーソドックスな造形で、色分けもなかなか優秀です。
胸部バルカン砲は胴体と同じ紺色成型ですが、その下のマルチランチャーは白色成型で別パーツ化されています。
後ろから。
接続穴も無く、美しくまとまっています。
武器装備
100mmマシンガンを装備。
手首は付け替えずそのまま持たせます。
シールドは腕側面の穴に接続。
付属品
付属品です。
100mmマシンガン、ビーム・ライフル、180mmキャノン、ビーム・サーベルの刃×2、交換用左右手首、シールド、ウェポン・コンテナ
各部アップ
接地性はとりあえず問題ない範囲ですが、本体の可動範囲を最大限に活かすには物足りない感じ。
可動範囲
横方向の可動はなかなか優秀です。
サイドアーマーがやや干渉しますが、ほぼ水平まで脚も上がります。
肘と膝は二重関節になっており、こちらもよく曲がります。
膝立ちポーズもかなり自然にとれます。
ギミック&アクション
100mmマシンガン
主兵装の実体弾兵器。
銃の底側にマガジンが付いています。
ストックは後方へ180度回転させることが可能。
左右のサイドアーマーに1基ずつ予備のマガジンが付いており付け替えることもできます。
フォアグリップが可動し、両手で構えることも可能。
ビーム・ライフル
さらに陸戦型ガンダム用のビーム・ライフルも付属。
100mmマシンガンと違いこちらは手首を付け替えて持たせます。
左手のみですが開いた状態の手も付属しているので色々なポージングができます。
こちらもフォアグリップが可動し両手持ちができます。
ウェポン・コンテナの装備
背面に装備されたコンテナ・ラックのアームは可動し、ウェポン・コンテナを装着することが可能。
ウェポン・コンテナは胴体よりも大きいので存在感があります。
中に180mmキャノンを分割して収納している時はそれなりの重量になり、上半身がやや傾きやすくなります。
正面からだとこんな感じ。
ビーム・サーベル
ビーム・サーベルは左右の脚部にそれぞれ収納されています。
クリアピンクの刃を付けてそのまま手に持たせます。
RX-78-2ガンダムなどの一般的なビーム・サーベルよりも柄は短めです。
180mmキャノン
大口径の実体弾兵器である180mmキャノンも大型の武器として付属。
シールドの裏にバイポッドが備えられており、地面に設置させることが可能です。
これによって180mmキャノンを構える劇中ポーズも再現できます。
優秀な可動範囲の恩恵を一番大きく受けている部分のように思えます。
騙し騙しのポーズではないので、違和感なくきれいに決まるのがいいですね。
180mmキャノンは5パーツに分割が可能。
分割された180mmキャノンはウェポン・コンテナに分割して収納できます。
全部で5パーツに分割された180mmキャノンは台や蓋にしっかり固定されるのでコンテナ内で動く心配はありません。
まとめ
生まれ変わった陸戦型ガンダムとして一番体感できたのは可動範囲の進化でした。
色分けもよくできており、武装も豊富なのでプレイバリューは高いです。
気になった点は、腰と胴体の接続軸がちょっと抜けやすいと思いました。
軸が短いのが原因で、しっかり付け直すには胴体をばらさないといけないのもやや面倒です。
腰がボールジョイント接続なので上半身が反りやすいのも厄介。
全体の可動がよくなった分、安定感がちょっと犠牲になっているような気がしました。
以上、ガンプラ「HGUC No.210 RX-79[G] 陸戦型ガンダム」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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