今回紹介するガンプラは、HGUC第11弾としてラインアップされた「AMX-004-2 キュベレイMk-II」です。
キットの紹介
HGユニバーサルセンチュリーシリーズにTVシリーズ「機動戦士ガンダムZZ」に登場するモビルスーツ「キュベレイMk-II」が登場。
商品ページより
コンセプトデザインはカトキハジメ。
イロプラとシールにより設定色を再現。
カラーリングは「エルピー・プル」専用機の黒い機体です。武器に、ファンネル、ビームサーベルが付属。
また、飛行形態への変形が可能です。
2000年6月発売
定価 1,650円
パッケージ
説明書
シール
ホイルシールとデカールが付属。
ピンクのラインを再現するために貼る箇所が多いです。
カメラアイのシール(ヒ・フ or ヘ・ホ)は選択式。
キュベレイMk-II特有の肩部マーキングもデカールで再現できるようになっています。
完成
全身
エルメスの発展型として開発された、ニュータイプ専用MSキュベレイの量産化を指標として開発された試作機がこのキュベレイMk-IIです。
試作機は2機生産され、2号機(AMX-004-2)にはエルピー・プル、3号機(AMX-004-3)にはプルツーが登場しました。
2号機はダークパープルとピンクのツートンカラーとなっており、本キットでもそのカラーリングが成型色で再現されています。
各部にあるピンクのラインまでは再現されていませんがシールによって色分けでき、ディテールもしっかり作られています。
付属品
付属品です。
ビーム・サーベル×2、交換用左右手首
各部アップ
胸部の左右にある動力パイプとベルト部分には軟質素材が使用されています。
頭部カメラアイのディテールもしっかり造形されています。
接地面が大きいので安定して立たせることができます。
可動範囲
横方向の可動はこんな感じ。
ショルダーバインダーに干渉することもなく腕を横に広げることが可能です。
初期のHGUCということもあり肘と膝はそこまで大きくは曲がりません。
膝立ちさせることもできます。
ファンネルコンテナは接続部が可動します。
頭部は大きく上を向かせることができ、胸部のコクピットハッチも可動できます。
両腕のショルダーバインダーは角度調整が可能。
ギミック&アクション
平手パーツが付属しており、いろいろな劇中シーンを再現できるようになっています。
頭部やショルダーバインダーの角度を調整することで飛行ポーズを再現することもできます。
ビーム・ガン
キュベレイMk-IIの手首にはビーム・サーベルユニットが搭載されており、劇中ではビーム・ガンとして使用することもできました。
ビーム・サーベル
ビーム・サーベルの柄は腕部から取り外すことが可能。
付属のクリアイエロー成型のビーム・サーベルを手に持たせることができます。
柄はエフェクト部分と一体成型になっています。
ファンネルコンテナ
ファンネルコンテナにはファンネルが10基収納されており全て取り外し可能です。
まとめ
HGUCでもかなり初期に発売されたキットで、仕様自体は1999年に発売されたHGUC No.5のキュベレイとほとんど同じです。
頭部やショルダーバインダーの可動により飛行ポーズも再現でき、見た目以上に動かせるキットでした。
成型色で表現できなかったピンクのラインも付属シールで補うことができ、無塗装でもそれなりの再現度になると思います。
後にREVIVE版のキュベレイにフォーマットを合わせて2機のキュベレイMk-IIもプレミアムバンダイ限定商品として発売されています。
こちらには3本のビーム照射を再現したビーム・サーベルが付属していたりと、より洗練されたキットになっています。
以上、ガンプラ「HGUC No.11 AMX-004-2 キュベレイMk-II」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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