ガンプラ「HGUC No.87 MS-06FZ ザクII改」素組みレビュー

今回紹介するガンプラは、HGUC第87弾としてラインアップされた「MS-06FZ ザクII改」です。

キットの紹介

OVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」より“ザクII改”がHGUCにラインナップ
股間軸の移動機構により劇中シーンの再現も可能
肩関節のスイング機構により、両手でマシンガンやヒート・ホークを両手で構えることが可能
頭部は差し替えによりフリッツヘルムのようなBタイプも再現
武器はマシンガン、ヒート・ホークが付属

商品ページより

2008年5月発売
定価 1,320円

パッケージ

説明書

シール

モノアイ用のホイルシールと、ジオン公国軍エンブレムのマーキングシールが付属。

完成

全身

ザク改やザクFZとも呼ばれる後期型のザク。
OVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場したバーニィの機体としての印象が強いザクです。

ザクIIとは見た目が全然違いますが、説明書によると一般的なF型の全面改修機である説と完全な新設計説があるとのこと。

色分けは結構よくできていると思います。
あとはモノアイとスラスター内の赤色、武装関係を塗装すれば、概ねカラー再現できるのではないでしょうか。

背面。
ザクと比べるとスラスターがかなり増設されています。

武器装備

MMP-80 90mmマシンガンを装備した状態。

付属品

付属品

MMP-80 90mmマシンガン、ヒート・ホーク、交換用左手首、交換用頭部、ヒート・ホーク用ジョイント

各部アップ

成型色はザクIIよりもハイザックに近い感じです。
コクピットハッチやハンド・グレネードも成型色で色分けされています。

リアアーマーにはヒート・ホークをマウントするための穴が空いています。

接地性はそこそこです。

可動範囲

横方向の可動はこんな感じ。
スパイクアーマーが付いている左腕の可動はちょっと控えめ。

膝は二重関節です。
肘と膝はだいたい90度くらいまで曲がります。

股関節にはスライド機構があり脚の可動域が広がります。

このような座ったポージングも可能になっています。

ギミック&アクション

MMP-80 90mmマシンガン

一年戦争後期に使われたMS用マシンガン。
本体下部にはグレネードランチャーが付いており、取り外しできるようになっています。

左手用の平手パーツを使えば両手で構えることも可能。

ヒート・ホーク

アレックスとの一騎打ちのシーンで印象深いヒート・ホークももちろん付属しています。
持ち手はマシンガンと共用になっているためちょっと不格好になっているのが残念。

左手でも持たせることができます。

ヒート・ホーク用ジョイントを使って腰部にマウントすることが可能です。

アレックスとの一騎打ち!

Bタイプ頭部

交換用頭部が付属しており、頭部に追加装甲を施した状態の機体を再現できます。

頭部をそのまま付け替えるだけなので簡単。
印象がかなり変わります。

この見た目のザクII改は劇中でリボーコロニー襲撃時にリック・ドムIIとの混成部隊にいました。
説明書ではザクBタイプと記載されています。

まとめ

なにげにアレックスの発売から4年越しにラインアップされたザクII改でした。
ザクIIやハイ・ザックよりも後発だったこともあり、ザク系のMSの中でもよく動くキットとして仕上がっています。

付属品は必要最小限といった感じで、できればヒート・ホークをもっとしっかり持たせられる手首が欲しかったですね。
最近のキットでも採用されている股関節のスライド機構はこのキットの良いところだと思います。

今では「ポケットの中の戦争」に登場するMSラインアップもかなり充実していますので色々集めてみてはいかがでしょうか。

以上、ガンプラ「HGUC No.87 MS-06FZ ザクII改」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


関連商品