今回紹介するガンプラは、HGACとしてラインアップされた「XXXG-01S シェンロンガンダム」です。
キットの紹介
『新機動戦記ガンダムW』より、「張五飛」の搭乗機「シェンロンガンダム」がHGフォーマットにより立体化!
商品ページより
■胸ブロックの内部に設けられた可動軸により側屈・前後屈が可能。前後屈時にはコックピットブロックが上下に可動。
■肩関節のスライド機構により可動域が向上。胸の可動と相まってダイナミックなポージングに対応。
■特徴的な武装「ドラゴンハング」は展開・格納状態の再現に加え、付属の延長用パーツによりアーム伸長も再現できる。
■シールドやビームグレイブといった武装のほか、各種ハンドパーツが付属。
2022年9月発売
定価 1,650円
パッケージ
説明書
シール
センサー系はホイルシールでの再現となっています。
完成
全身
プロポーションはいい感じ。
フレーム部分はガンダムW系の共通ランナーが使用されています。
色分けはなかなか優秀ですが、本来緑色である肩の球体部分が白いままです(ここはシールで色分け再現する仕様)
背面。
バックパック中央にはビームグレイブを固定する突起が付いています。
武器装備
ビームグレイブとシェンロンシールドを装備した状態。
付属品
付属品
ビームグレイブ、ドラゴンハング用ジョイント×2、交換用左右手首×2、シェンロンシールド
各部アップ
胸部の色分けが細かく再現されています。
ツインカメラは赤色成形です。
足首の可動はボールジョイントで、接地性も優秀です。
可動範囲
横方向の可動はこんな感じ。
ドラゴンハングが搭載されている右腕はあまり広げられません。
肘と膝の可動は二重関節で大きく曲がります。
股関節は前後にスライドし、脚部の可動域をサポート。
腹部パーツが動くようになっており、上半身の可動も広いです。
膝立ちもきれいに決まります。
ギミック&アクション
ビームグレイブ
シェンロンガンダムの主兵装。
長い柄の先端にクリアグリーン成形のビームエフェクトパーツを取り付けます。
手首に角度が付いた持ち手や、開いた状態の手が付属しているので様々なシチュエーションでポージングが可能です。
それなりの開脚でも足裏がしっかり接地するのでポーズの見栄えもGood!
ビームグレイブはバックパックに取り付けることもできます。
股下にはアクションベース用の丸穴があります。
シェンロンシールド
シェンロンシールドは腕にそのまま取り付けることができます。
右腕には穴がないので取り付けられません。
ドラゴンハング
ドラゴンハングは手首を外して展開させます。
ここまでは差し替え無しで伸ばすことが可能。
先端のクローもこのように開きます。
この状態でもそれっぽいのですが、専用のジョイントを使うことで更に腕を伸ばすことができます。
2つのジョイントを腕の間に差し込んでいきます。
軸には引っ掛かりがあるので腕を分解するときは角度に注意。
延長完了。
このキットを複数用意すれば更に伸ばしたり、両腕をドラゴンハングにすることもできそうです。
ジョイントパーツによって旧キットよりも更に見栄えが良くなりました。
関節も動くので好きなように捻りを加えることが出来ます。
ドラゴンハングを伸ばした状態だと肩のボールジョイントの保持力がちょっと怪しいので、長時間ディスプレイする場合はスタンドで支えてあげたほうが良さそうです。
動かしてみると結構楽しいです。
まとめ
最後に出たということもあって出来はかなり良かったです。
HGAC ウイングガンダムの発売から9年を経て5機のガンダムが揃ったわけですが、感慨深いものがありますね。
付属品はどれも取り付けが簡単なので、遊ぶ際のストレスもあまりありません。
ドラゴンハングの再現度もなかなか満足度の高いものでした。
気になった点は2つ。
左腕の接続が簡単な棒軸で繋がっているだけというところ。
ちょっと抜けやすいので、ここもドラゴンハングの関節のように引っ掛けがあったら良かったかなと思いました。
ただ、ポリキャップの時はこういうのが気にならなかったので自分の感性が古いだけなのかも……
もう一つはやはり肩の球体部分の色分けです。
ここをクリアグリーン成形か緑色成形で別パーツ化していたら更に印象が変わっていたと思います。
水星の魔女のキットだったらこういう部分も妥協せずに別パーツ化してくれそうだと思ったので尚更。
とはいえ、造形や可動はかなりいいのでオススメのキットです。
肩の部分も塗装してしまえばいいですし。
以上、ガンプラ「HGAC No.242 XXXG-01S シェンロンガンダム」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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