今回はHGUCシリーズの「ガンダム」「ガンキャノン」「ガンタンク」の3体セットとして発売した「ガンダムV作戦セット」から「RX-77-2 ガンキャノン」を紹介します。
単体販売された通常版から成形色が変更されており、専用のマーキングシールが付属しています。
キットの紹介
2001年9月14日発売
パッケージ
パッケージはガンダム、ガンキャノン、ガンタンクが並んだジオラマ写真になっています。
説明書
V作戦セットの説明書にもジオラマ写真が多数掲載されています。
完成
本体
スミ入れ、部分塗装、メラミンスポンジによるつや消し加工で仕上げました。
マーキングシールは未使用です。
このガンキャノンには汎用タイプの手首が付属しないため、ビーム・ライフル用の持ち手を使用しています。
キットの成形色が通常版と異なります。
赤→少し濃くなった
白→明るくなった
グレー→緑がかったグレーに
武器装備
ビーム・ライフルを装備した状態。
付属品
ビーム・ライフルの他に平手と、肩のキャノン砲から換装可能なスプレーミサイルランチャーが付属しています。
各部アップ
頭部のセンサーはガンダムマーカー シャインシルバーを下地にメタグリーンで塗装しています。
溝の広いスジボリ部分にはグレーでラインを入れてみました。
深みがある赤の成形色のおかげで重厚感のある仕上がりになっています。
接地性はそこそこです。
アンクルガードがない分、HGUC ガンダムよりも多少マシな印象。
アクション&ギミック
フロントスカートが前に開きます。
まとめて動くのと、左右に突起があり大腿部と干渉しやすいためアクションポーズでの使い道はかなり限られます。
スカートの可動は、出撃シーンのような前屈みのポーズを再現するときに役立ちます。
劇中ではスキージャンプのような発進ポーズが印象的でした。
キャノン砲はポリキャップによって自由に角度が調整可能です。
きょだいな てきを うてよ うてよ うてよ
平手を使うと、伏せた状態での砲撃シーンを再現できます。
手首に角度が付いているので自然な状態でポージング可能です。
手の平側に肉抜きがあります。
キャノン砲を外して、スプレーミサイルランチャーに換装。
こちらもキャノン砲と同様にポリキャップによって角度調整ができます。
まとめ
HGUCシリーズ第一弾として登場したのがこのガンキャノンでした。
肩の引き出しギミックもなければ肘も二重関節ではありませんが、安定感のあるプロポーションと優秀な色分けでよくできたキットだと思います。
頭部のセンサーにはホイルシールが付属しますが、これの難易度が高いです。
位置決めがシビアなうえ、失敗したら剥がすときにシールに傷みができてしまいます。
私もここのシール貼りがうまくできなかったので塗装にしました。
結果的に綺麗にできたので良かったですが……
以上、ガンプラ「HGUC 1/144 RX-77-2 ガンキャノン(ガンダムV作戦セット版)」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。