ガンプラ「HGUC No.47 RX-78 NT-1 ガンダム NT1」素組みレビュー

今回紹介するガンプラは、HGUC第47弾としてラインアップされた「RX-78 NT-1 ガンダム NT1」です。

キットの紹介

2004年5月発売

OVAシリーズ「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場する試作MS“RX-78 NT-1 ガンダム NT1″を、カトキハジメによってリニューアルされたデザインを基に1/144スケールでリアルに3D化したプラスチックモデル組立キット。
■「オーガスタ系」のデザインアイデンティティである、機体各部に設置されたバーニア等のディテールを、細密かつリアルに再現しつつ、チョバム・アーマー装着後の独特なフォルムを忠実に再現。
■各関節部のフレキシブルな可動はもとより、一部パーツ差し換えで再現された腕部ガトリング砲や、本体に着脱可能なチョバムアーマー等により、劇中の戦闘シーンをイメージさせるアクションポーズの再現が可能。
■主武装であるビーム・サーベルに加え、劇中では未登場であったビーム・ライフルや、専用シールドまでも含む多彩な装備をセット。
■ホイルシール、マーキングシールと詳細な解説書付き。

商品ページより

パッケージ

説明書

シール

ホイルシールで頭部カメラとフロントアーマーの中央、膝の赤い部分が用意されています。

マーキングシールも付属しており、NT-1本体とチョバムアーマーに使用できます。

完成:ガンダム NT-1

全身

カラーリングは「RX-78-2 ガンダム」のトリコロールに対し、こちらはほぼ白青のツートンカラーとなっています。

手を加えた箇所は、アンテナのフラッグカットとフロントアーマーの分割です。

白いバックパックも特徴的です。

武器装備

劇中では未使用だったビーム・ライフルとシールドを装備した状態。

シールドは穴に差し込むタイプではなく、手のグリップによる保持と接続パーツを肘の部分に引っかけて固定しています。

付属品

付属品です。
チョバムアーマー一式、ビーム・ライフル、シールド、ビーム・サーベル、交換用美技手首、90mmガトリング砲用パーツ×2

各部アップ

デュアルカメラはフェイス部分と一体成型となっており、白色成型です。

可動範囲

横の可動はこのくらいでかなり控えめな印象。

肘と膝は約90度曲がります。

膝立ちも可能です。

ギミック&アクション

劇中のケンプファー戦で印象的だった90mmガトリング砲は差し替えで展開状態を再現できます。
腕の青いカバーを外します。

90mmガトリング砲用パーツを取り付けます。
その上に青いカバーを取り付けて完成です。

腕の形状上、手首を下に向けやすくなっており、自然なポーズを取らせることが可能です。

90mmガトリング砲
両前腕の装甲カバー内に格納されている。MSの装甲を軽く貫通する威力を持つ。通常は砲身が隠されていることから敵の意表を突くことはできるが、振動や装弾数の点で課題を抱えていた。

「ガンダムNT-1」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2020年6月18日 (木) 05:28 UTC

90mmガトリング砲を両手で展開することも可能です。

ビーム・ライフルとシールドを装備した状態。
ビーム・ライフルはストック部が長いので多少取り回しが難しいです。

ビーム・ライフル
型式番号:Bauva・Norfolk XBR-L Type-3。ボウワ社のビーム発振器に、ノーフォーク産業の収束装置とハウジングが採用され、高い出力と貫通力を発揮する。

「ガンダムNT-1」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2020年6月18日 (木) 05:28 UTC

シールド
型式番号:RX・C-Sh-05 UBC/S-0003。後述するチョバムアーマーの構造を流用し、耐ビームコーティングを施した防御兵装。表面上部に殴り書きのような字体で「ALEX」と表記されている。

「ガンダムNT-1」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2020年6月18日 (木) 05:28 UTC

ビーム・サーベルが付属していますが刃も一体成型となっています。

ビーム・サーベル
型式番号:Blash・XB-B-09。バックパックに2基装備している。RX-78-1、2、3号機まではランドセルの外側にホルダーが装備されていたが、本機では内側に移設されている。

「ガンダムNT-1」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2020年6月18日 (木) 05:28 UTC

バックアップに取り付けるビーム・サーベルの柄には穴が空いており、「HGUC No.21 RX-78-2 ガンダム」などのビーム・サーベルの刃を取り付けることが可能です。

ガンダム NT-1・FA(チョバムアーマー装備)

全身

複合装甲のチョバムアーマーを装備した状態。
スマートなガンダム NT-1からグラマラスな体系へと変わりました。

チョバムアーマー
一年戦争末期に連邦軍内で進められていたフルアーマーオペレーションの一環として開発された複合装甲。「チョバム」 (CHOBAM) は(Ceramics Hybrid Outer-shelled Blow up Act-on Materials, セラミックス複合外装による爆発反応材質)の略。本作品におけるチョバムアーマーの名称は、旧世紀の同名の装甲技術と、開発にチョバム地方の技術者が関わっていたことに由来する。アーマー装備時のNT-1はガンダムNT-1・FA(型式番号:RX-78NT-1FA)と呼ばれる。

「ガンダムNT-1」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2020年6月18日 (木) 05:28 UTC

各部アップ

フロントアーマーの装甲だけ少し外れやすいです。

脚部にも装甲が追加されますが、足首の可動に問題ありません。

可動範囲

横の可動は通常時と同じくらいです。

フロントアーマーは固定されてしまうので脚を前に出すことはできません。
肘や膝は通常時とほぼ同じ可動域です。
膝立ちは無理でした。

アクション&ギミック

チョバムアーマーはこのようにガンダム NT1のボディに直接取り付けていきます。

90mmガトリング砲は装甲で隠れてしまうので展開できません。

ビーム・ライフルはギリギリ持てますが、手首は殆ど動かせなくなります。

一応シールドは接続パーツを外して手のグリップで持たせることが可能です。
しかし、グリップは緩いので肩アーマーに当てて支えています。

まとめ

チョバムアーマー装備状態も再現でき、遊び幅のあるキットでした。
横方向への可動は控えめな印象でしたが、膝立ちができるのはよかったです。
ビーム・サーベルの刃は付属していないので他キットから流用するのをおすすめします。
付属品や仕様は旧キットの1/144 ガンダム NT-1とよく似ているので、並べてみるのも面白いと思います。

以上、ガンプラ「HGUC No.47 RX-78 NT-1 ガンダム NT1」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


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