ガンプラ「HGUC No.29 MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム」素組みレビュー

今回紹介するガンプラは、HGUC第29弾としてラインアップされた「MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム」です。
2001年8月に発売された「MSA-0011 Sガンダム」をベースに新規パーツが追加されています。

キットの紹介

「GUNDAM SENTINEL」に登場する試作モビルスーツ“MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム”を、カトキハジメによってリニューアルされたデザインを基に1/144スケールでリアルに3D化したプラスチックモデル組立キット。
■Sガンダムの重装型として施されたブースターパックや、脚部増加ユニットをはじめとする機体各部の装備を、プロポーションをくずす事なく細部にいたるまでリアルに再現。
■前後にスイング可能な肩をはじめとする各関節部や、腹部ビーム・キャノン、テールスタビライザー、背部ビーム・キャノンなどのフレキシブルな可動により、劇中の戦闘シーンをよりリアルにイメージさせるアクションポーズを再現することが可能。
■オプションパーツにより、機体にセットする事が可能なビーム・スマートガンや、ビーム・サーベル等の多彩な装備をセット。
■ホイルシール、マーキングシールと詳細な解説書付き。

商品ページより

2002年4月発売
定価 2,750円

パッケージ

説明書

組み立て手順が長いためか、いつもより解説ページが多めです。

シール

デュアルカメラ、首元のセンサー、肩アーマーのダクトがホイルシールで再現されています。
さらにマーキングシールが付属。

完成

全身

主要な色は揃っているので素組みでもカラフルな仕上がりです。
両肩部に装備するプロペラント・ユニットはHGUCでは付属しません。
またGクルーザー形態への変形もなく、MS形態のみの再現となっています。
基本工作はアンテナのフラッグカットのみ。

ブースターパックは大きいですが自立はしっかり可能です。
ボールジョイントによる接続でバーニア部分も若干角度調整ができます。

武器装備

ビーム・スマートガンを装備した状態。

付属品

付属品です。
ビーム・スマートガン、ビーム・サーベル×2、交換用右手首×2、交換用左手首、ビーム・スマートガン用接続パーツ3種

余剰パーツ

S(スペリオル)ガンダムで使用するパーツが余ります。
一部のランナーが足りていないのでSガンダムへの換装はできません。

各部アップ

デュアルカメラはフェイス部分と一体成型です。
頭部インコムや胸部のIフィールド・ジェネレーターは別パーツで再現されています。

フレームやバックパックには濃い成型色が使用されており、かなり重厚な印象。

ビーム・スマートガンはモナカ割り構造で、そこにスコープやレドームを取り付けていきます。
膝アーマーにはリフレクター・インコム・ユニットが別パーツで再現されています。
膝から下は合わせ目がほとんど出ないようになっています。
バックパックが大きいですが、自立はしっかり可能。

可動範囲

開脚など、外側への可動はかなり窮屈。
肩は前後に若干のスイングが可能です。
腰部ビーム・キャノンを外すか、半抜き状態にすれば大腿部はあと少しだけ開けます。

肘は一重関節ですが90度以上曲がります。
膝は少ししか曲がらず、前後もあまり動きません。
膝立ちは無理でした。

背部のテールスタビライザーやビーム・キャノンは可動します。

さらに背部ビーム・キャノンは砲身を外側に向けることが可能です。

ギミック&アクション

ショルダー・ウイング

ショルダー・ウイングはスライド展開が可能。

腰部ビーム・キャノン

腰部ビーム・キャノンは前方へ向けることが可能です。

ビーム・サーベル

ビーム・サーベルを装備。
柄と一体成型なので刃は白色ですが、本来は水色。
2本付属しています。

ビーム・スマートガン

ビーム・スマートガンを装備。
大きいのでやや取り回しにくい印象。

通常パーツを外し、突起が付いた接続用パーツに差し替えることでビーム・スマートガンを腰部に接続させることが可能です。

ビーム・スマートガンにジョイントを取り付け。

接続後はこのようになります。
この状態だと手で持たなくても銃身を支えられます。

開き手パーツ使い、ビーム・スマートガンに乗せています。

こちらは腰部ビーム・キャノンの代わりに取り付けることができる接続パーツです。
カバー部分は一度外して付け直すことで開いた状態にできます。

このパーツにビーム・スマートガンのジョイントを取り付けます。

ビーム・スマートガンに取り付けた状態。
接続部分が伸縮し、長さを調整できます。

腰部ビーム・キャノンを取り外し、そこにジョイントパーツを取り付けます。

接続後の状態。
ジョイントパーツの伸縮のおかげでポージングにもある程度自由が効きます。

まとめ

なんと、組み立てに付属のポリキャップをすべて使用しました。
パーツの色分けが良くできており、マーキングシールを貼ればさらにかっこよくなりそうです。
スタイルもなかなかいいのですが、下半身が見た目以上に動かせないのでポージングに苦労しました。
代わりにショルダー・ウイングの展開や、ビーム・スマートガンの持たせ方を変えたりといった細かい変化をつけることが可能です。

以上、ガンプラ「HGUC No.29 MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


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